アーカイブ - 2020年 11月 17日

【イベント】白馬で知る・学ぶ「いま」の防災減災(11/22・長野)

2020年11月22日、信州大学教育学部と同大学学術研究・産学官連携推進機構の信州リビング・ラボ事業の主催により、スノーピーク白馬(長野県)で、「白馬で知る・学ぶ「いま」の防災減災」が開催されます。

第1部のセミナーでは、2014年に発生した神城断層地震をデジタルアーカイブで振り返りながらの防災・減災についての知識や情報のアップデート、キャンプ用品やアウトドアグッズの活用法の紹介等が行われます。

第2部では、「2014年神城断層地震震災アーカイブ」に掲載されている被災箇所を自転車で巡るフィールドワークが実施されます。

参加費は無料で、事前の申込が必要です。なお、自転車レンタルとアウトドアセットは11人まで(先着順)です。

「白馬で知る・学ぶ「いま」の防災減災」のお知らせ(信州大学, 2020/11/6)
https://www.shinshu-u.ac.jp/faculty/education/event/other/post-22.php

米・ボストン公共図書館(BPL)、 人種的公平(Racial Equity)に関する活動計画を策定

2020年11月10日、米・ボストン公共図書館(BPL)が、評議員会(Board of Trustees)において、人種的公平(Racial Equity)に関する図書館の声明および活動計画が承認されたと発表しています。

同文書は、公衆衛生上の危機としての人種差別に関する市長の声明に沿って起草されたもので、図書館職員・評議員会・市長の公平性に関する専門スタッフの意見を取り入れて策定されました。同館が反人種差別組織の組織となるためのコミットメントを確立し、図書館業務における明確な次の段階を示すものです。同館では現在、表現や包摂性・多様性を通じて有色人種の声を高めることに意図的に焦点をあててBPLの蔵書が構築されていることを保証するため、収集方針を見直しています。

また、同取組を支援するため、BPLの慈善活動部門であるボストン公共図書館基金(BPLF)が、7万5,000ドルの匿名の助成を受けたとしています。助成は、Black Lives Matterや反人種差別に関する図書の利用増に対処するため、新タイトルの購入や複本の購入、ライセンスの追加に用いられました。

米・カリフォルニア工科大学、アイザック・ニュートンの『プリンキピア』の初版本を新たに発見

2020年11月10日、米国のカリフォルニア工科大学が、調査の結果、1687年に出版されたアイザック・ニュートンの『プリンキピア』(Philosophiae Naturalis Principia Mathematica)の初版本で、未特定であったものを新たに発見したことを発表しました。

発表によると、1953年に実施された調査では189部が確認されていましたが、今回の調査により、27か国で約200部が新たに発見されました。

また、初版本の蔵書印やページの余白に記入されたメモ書きの分析等により、数学者だけでなく、より広い範囲で『プリンキピア』が読まれていたことが示されていると述べられています。

電子出版制作・流通協議会(電流協)、「電子図書館(電子貸出サービス)実施図書館(2020年10月01日)」を公表

2020年11月5日、電子出版制作・流通協議会(電流協)が、「電子図書館(電子貸出サービス)実施図書館(2020年10月01日)」を公表しました。

前回2020年7月1日時点と比較して、実施自治体は14増加し114自治体、電子図書館(電子書籍貸出サービス)は14増加し111館となっています。

電流協 お知らせ
https://aebs.or.jp/
※2020年11月5日欄に「電子図書館(電子貸出サービス)実施図書館(2020年10月01日)公表の件」とあります。

電子図書館(電子書籍貸出サービス)実施図書館(2020年10月01日)(電流協)
https://aebs.or.jp/Electronic_library_introduction_record.html

【イベント】京都大学文学研究科・文学部シンポジウム「デジタル人文学の世界へ」(12/5・オンライン)

2020年12月5日、京都大学大学院文学研究科が主催するシンポジウム「デジタル人文学の世界へ」がオンラインで開催されます。

研究者の基本的リテラシーとして捉えうる時期に差し掛かった「デジタル人文学」の課題と、あるべき教育のありようを考えるシンポジウムとあります。

定員は480人(先着順)であり、視聴には事前登録が必要です。報告者及びコーディネーターは次のとおりです。

〇報告者
大向一輝 東京大学大学院人文社会系研究科准教授(人文情報学、ウェブ情報学)
永崎研宣 一般財団法人人文情報学研究所主席研究員(人文情報学、仏教学)
橋本雄太 国立歴史民俗博物館テニュアトラック助教(人文情報学、科学史)

〇コーディネーター
喜多千草 京都大学文学研究科教授

米・Illinois Open Publishing Network(IOPN)、オープンアクセスの査読誌“Journal of Library Outreach and Engagement”の創刊号を公開

2020年10月28日、米・Illinois Open Publishing Network(IOPN)は、オープンアクセスの査読誌“Journal of Library Outreach and Engagement”の創刊号公開を発表しました。創刊号には、学術図書館・公共図書館・情報センターにおけるアウトリーチやエンゲージメントに関する11の記事が含まれています。

IOPNは、米・イリノイ大学図書館の学術コミュニケーション・出版ユニットが運営するデジタル出版サービスであり、“Journal of Library Outreach and Engagement”の編集にもイリノイ大学アーバナ・シャンペーン校(UIUC)図書館の図書館員らが携わっています。UIUCの南アジア研究司書で同誌の共同編集長を務めるMara Thacker氏は、アウトリーチとエンゲージメントが図書館員・アーキビスト・情報専門家らの業務の中心になりつつある一方、これらのテーマに特化した学術出版の場がないことから同誌の創刊に至ったと述べています。

米・Illinois Open Publishing Network(IOPN)、オープンアクセスの査読誌“Journal of Anime and Manga Studies”の創刊号を公開

2020年10月14日、米・Illinois Open Publishing Network(IOPN)が、オープンアクセスの査読誌“Journal of Anime and Manga Studies”の創刊号公開を発表していました。アニメ・マンガ・コスプレ・ファンダムに関する研究や書評を扱う学術誌であり、創刊号には米国におけるアニメの普及等に関する論文5本及び書評1本が含まれています。

IOPNは、米・イリノイ大学図書館の学術コミュニケーション・出版ユニットが運営するデジタル出版サービスであり、“Journal of Anime and Manga Studies”の編集長は、同大学情報学大学院(iSchool)の卒業生で米・エモリ―大学の法律図書館員であるBilly Tringali氏が務めています。

鶴ヶ島市立中央図書館(埼玉県)、「鶴ヶ島市デジタル郷土資料」を見ながら伝統行事を学ぶ児童向け企画「つるがしまてくてく歩き 行くぜ!脚折雨乞」を開催

2020年12月6日、埼玉県の鶴ヶ島市立中央図書館が児童向けの企画として、「つるがしまてくてく歩き 行くぜ!脚折雨乞」を開催します。

「脚折雨乞」は、竹とわらで作られた巨大な龍蛇が市内を練り歩き降雨を祈願する雨乞い行事で、江戸時代から続く鶴ヶ島市の伝統行事です。「つるがしまてくてく歩き 行くぜ!脚折雨乞」は、「鶴ヶ島市デジタル郷土資料」を見ながら、行事で龍蛇が歩くルートと同じ、市内の白髭神社・善能寺・雷電池の約2キロのルートを歩いて行事の内容を学ぶ企画として開催されます。

参加には申し込みが必要です。小学校3年生から6年生の児童(保護者同伴が必須)が申込対象で、定員は先着10組です。

【中央児童イベント】12月6日開催「つるがしまてくてく歩き 行くぜ!脚折雨乞」のお知らせ(鶴ヶ島市立図書館,2020/11/6)
https://www.tsurugashima-lib.jp/news.php?id=597

岡山県立図書館、国際バカロレア候補校の授業内容を紹介する展示企画「学びが変わる!国際バカロレアの授業をのぞいてみよう!」を開催中

2020年11月15日から12月10日まで、岡山県立図書館が同館ティーンズコーナーにおいて、展示企画「学びが変わる!国際バカロレアの授業をのぞいてみよう!」を開催しています。

同展示は、国際バカロレアDP(ディプロマ・プログラム)認定校・MYP(中等教育プログラム)候補校である岡山市の朝日塾中等教育学校によって製作されました。対話型の授業やレポートやポスター、作品などを学びの成果として評価することで、楽しく実践的な勉強ができるMYP授業の魅力について、同校の5教科それぞれの成果物とその学びを深める本を通した紹介が行われています。

ティーンズコーナー展示「学びが変わる!国際バカロレアの授業をのぞいてみよう!」(岡山県立図書館)
http://www.libnet.pref.okayama.jp/event/tenji/image/2020/teens/11season3/asahijuku.html

米・オレゴン州の書店“Powell's Books”、書店の香りがする香水“Powell's Unisex Fragrance”を販売

米・CNNが2020年11月8日付で、オレゴン州の書店“Powell's Books”が書店の香りのする香水として、“Powell's Unisex Fragrance”を販売していることを報じています。

“Powell's Unisex Fragrance”は、木材・スミレ・古書独特の香りから書店の香りを再現した男女兼用の香水です。1オンスのガラス瓶入りで価格は24.99ドルです。数量限定生産で“Powell's Books”の各店舗で販売されている他、発送は米国内のみとなりますがウェブサイトから注文することもできます。“Powell's Books”は香水の特徴について、本の迷宮・秘密図書館・古代の巻物・哲人王に注がれたコニャックを想起させ、書物の中でしか知られていなかった不思議と発見、魔法の場所へと誘うもので、数えきれないヒーロー・ヒロインの生命を封じ込めている、のように説明しています。

CNNの報道では、予約注文開始から約1週間で1,225件の注文があったことや、新型コロナウイルス感染症の影響により書店へ立ち寄ることのできなくなった本好きの人々へ書店を思い出させる何かを届けたいという思いから、“Powell's Unisex Fragrance”の販売が企画されたことなどが報じられています。

研究の透明性の自動評価手法の提案と生物医学分野への適用(文献紹介)

プレプリントサーバbioRxivに2020年10月30日付で、米・スタンフォード大学のStylianos Serghiou氏らの研究グループによる論文“Assessment of transparency indicators across the biomedical literature: how open is open?”が掲載されています。

オープンリサーチ、透明性の高い研究実践、及びそれらのモニタリングの重要性はますます高まっていますが、毎週数万件単位の論文が新たに発表される生物医学分野では、これを手動で行うことは現実的ではありません。著者らの研究グループは、統計分析ソフトウェアRを活用した自然言語処理によって、「データの共有」「コードの共有」「利益相反の開示」「研究助成元の開示」「研究プロトコルの登録」の研究の透明性の測定に必要な5指標を同定するオープンソースの自動化手法を開発し、PubMed Centralに収録されたオープンアクセス(OA)論文約275万件に適用しました。

荒尾市(熊本県)、株式会社紀伊國屋書店・荒尾シティプラン株式会社と「荒尾市立図書館の質の向上とあらおシティモールの活性化に関する協定」を締結

2020年11月17日、熊本県の荒尾市が、株式会社紀伊國屋書店・荒尾シティプラン株式会社と「荒尾市立図書館の質の向上とあらおシティモールの活性化に関する協定」を締結したと発表しています。

報道等によると、紀伊國屋書店が、2022年春にあらおシティモール内に移転開館する同館の指定管理者となり、紙資料に加え、さまざまなデータベースや電子コンテンツを取りそろえるほか、学校教育・社会教育で連携し学習支援につなげていくとのことです。

荒尾市立図書館の質の向上とあらおシティモールの活性化に関する協定を締結しました(荒尾市,2020/11/17)
https://www.city.arao.lg.jp/q/aview/161/17754.html

稲城市立図書館(東京都)、期間限定「外で読もうデー!」を開催:喫茶では特別メニューを用意

東京都の稲城市立図書館が、2020年11月21日から23日までの3日間、「外で読もうデー!」を開催します。

同館の交流広場に席や本棚を設置するもので、その場で本を借りることもできます。同館の喫茶では、特別メニューとして「マンハッタンドーナッツ」「クラムチャウダー」が用意されます。

荒天候(強風・雨天)の場合は中止です。

【中央】三連休限定「外で読もうデー!」(稲城市立図書館,2020/11/14)
http://www.library.inagi.tokyo.jp/index.php?key=joh1g0ddw-554#_554

@Inagilib(Twitter,2020/11/15)
https://twitter.com/Inagilib/status/1327934025776828417

【イベント】三多摩図書館研究所主催学習会「公文書管理と公立図書館 ー アーカイブズ機能が公立図書館にもたらすもの ー」(12/13・日野)

2020年12月13日、東京都日野市の日野宿交流館において、三多摩図書館研究所主催学習会「公文書管理と公立図書館 ー アーカイブズ機能が公立図書館にもたらすもの ー」が開催されます。講師は、弁護士で東洋大学副学長・法学部法律学科教授の早川和宏氏です。

「図書館資料」のうち、公文書由来の資料・個人由来の資料は、知る権利の実現に仕え、住民自治を実質化するという性質を持つとし、講演では、公文書管理、アーカイブズという視点を用い、公立図書館の将来像の一つを描いてみるとしています。

定員は20人(申込先着順)で、参加費は500円です。

公文書管理と公立図書館ーアーカイブズ機能が公立図書館にもたらすものー[PDF:1ページ](三多摩図書館研究所)
http://www.santoken.org/santamatoshokankenkyuujo/hayakawa202012-02.pdf