アーカイブ - 2018年 4月 - car

4月 20日

大阪府立中之島図書館、「織田文庫目録」-web版-に、第2期(平成28年度)寄贈分を追加:作家・織田作之助関連資料

2018年4月19日、大阪府立中之島図書館が、「織田文庫目録」-web版-に、第2期(平成28年度)寄贈分を追加したと発表しました。

同館は、1977年に、作家・織田作之助の実姉から関連資料約1,500点の寄贈を受け、1979年に「織田文庫」として開設しましたが、今回目録に追加されたのは、2017年に姪で養女にあたる関係者から新たに寄贈を受けた資料約650点分のデータです。

今回追加された、第2期(平成28年度寄贈)分では、基本的に、織田文庫の請求記号を継承しているものの、第1期(昭和52年度寄贈)分および追加資料(平成19年度-平成26年度寄贈)分と区別するため、各請求記号にⅡが付与されています。

大阪府立中之島図書館 お知らせ
https://www.library.pref.osaka.jp/site/nakato/
※「「織田文庫目録」(第2期)を公開しました。 (2018年4月19日更新)」とあります。

米国議会図書館(LC)、ベンジャミン・フランクリンの文書類約8,000点をデジタル化し公開

2018年4月17日、米国議会図書館(LC)は、米国の政治家・科学者のベンジャミン・フランクリンの文書類約8,000点をデジタル化し、フランクリンの命日(4月17日)にあわせて公開したと発表しました。

英国やフランスの北米植民地の代表としての外交活動の記録や、アメリカ独立戦争終結のためのパリ条約締結交渉にかかわる信書の控えやパリ条約の草稿のほか、研究者仲間との手紙や観察記録等といった科学者としての活動を示すものなど、概ね1770年代から1780年代にかけての文書が含まれます。

コレクションは5つのシリーズに分かれており、3つのシリーズは1972年にマイクロフィルム化したものをデジタル化し、他の2つは2016年に原資料をスキャンしデジタル化したものです。

大槌町(岩手県)の町立図書館等を含む大槌町文化交流センター「おしゃっち」、2018年6月10日オープンへ

2018年4月4日、大槌町(岩手県)は、町立図書館等を含む大槌町文化交流センター(愛称:おしゃっち)が2018年6月10日にオープンすると発表しています。

同センターは、東日本大震災前の大槌町の中心地である御社地周辺にあった図書館や御社地ふれあいセンター等を一つに集約した施設です。3階が町立図書館となり、2階には「震災伝承展示室」も設けられます。

大槌町文化交流センター(愛称:おしゃっち)のオープンのお知らせ(大槌町, 2018/4/4)
http://www.town.otsuchi.iwate.jp/gyosei/docs/2018032900012/

大槌町文化交流センター おしゃっち[PDF:1MB]
http://www.town.otsuchi.iwate.jp/gyosei/docs/2018032900012/files/oshatti...

【イベント】JAPAN OPEN SCIENCE SUMMIT 2018(6/18-19・東京)

2018年6月18日と19日に、東京都千代田区の学術総合センターにおいて、JAPAN OPEN SCIENCE SUMMIT 2018(JOSS2018)が開催されます。

研究者や図書館など、オープンサイエンスを推進している関係者が一堂に会する日本最大のカンファレンスとのことです。相互の連携を深める場を積極的に企画するなど、日本におけるオープンサイエンスの最新情報を入手し、そのコミュニティへの参加の機会となるイベントを目指しているとのことです。

テーマは「政策・ポリシー」「インフラ整備・運用」「研究分野ケーススタディ」「認証・品質保証」「市民科学」などとなっています。6月18日には、オーストラリア国立データサービスエグゼクティブディレクターのロス・ウィルキンソン氏による基調講演「世界のオープンサイエンス取り組みの動向について(仮)」のほか、ポリシー、図書館、領域科学、技術、シチズンサイエンス関連の発表が、6月19日には、国立研究開発法人日本医療研究開発機構理事長の末松誠氏による特別講演「AMEDの研究データ利活用戦略と医学研究の将来展望(仮)」のほか、ポリシー、領域科学、技術、企業関連の発表や、パネルセッション「日本における研究データ利活用に関する活動の現状と展望(仮)」が行われます。

入場は無料です。事前の申込が必要です。

4月 19日

Google社、自然言語処理研究のデモとして、文章を入力すると書籍内の適切な一節を表示する“Talk to Books”を公開

2018年4月13日、Google社が、自然言語処理研究のデモとして、“Talk to Books”を公開しました。

“Talk to Books”は、文章レベルで書籍を検索できるツールで、実装にあたっては、10億もの会話に基づいた機械学習が行われています。

文章や質問を入力すると、キーワードマッチングによる手法ではなく、Google Books内の10万冊を超す書籍の中から意味的に近い一節を見つけ出して表示します。

機械学習に基づいた単語の連想ゲーム“Semantris”等も併せて公開されています。

Introducing Semantic Experiences with Talk to Books and Semantris(Google Research Blog,2018/4/13)
https://research.googleblog.com/2018/04/introducing-semantic-experiences-with.html

韓国図書館協会(KLA)、光化門広場で開催の「世界図書・著作権の日」イベントにあわせ、「大活字本を贈るキャンペーン」を実施

韓国図書館協会(KLA)が、2018年4月22日と23日の両日、「大活字本を贈るキャンペーン」を実施します。

ソウルの光化門広場で、同日に開催される「世界図書・著作権の日」イベントにあわせて実施されるもので、50歳代から60歳代に人気がある作品の大活字本から1冊を選び、同作品をプレゼントしたい家族・知人に手紙を書いて、手紙と大活字本をセットにして無料で送るものです。

소중한 사람에게 큰글자책을 선물하세요(KLA,2018/4/18)
http://www.kla.kr/jsp/info/association_data.do?procType=view&f_board_seq=55066

参考:
E1168 - 世界図書・著作権の日に各国でイベントが開催される
カレントアウェアネス-E No.192 2011.04.28
http://current.ndl.go.jp/e1168

Benetech社とEIFL、世界41か国の図書館を対象とした、視覚障害者等向けのオンライン図書館Bookshareの割引提供に関して合意

2018年4月18日、視覚障害者等印刷物を読むことが困難な人向けのオンライン図書館Bookshareを運営するBenetech社が、EIFL(Electronic Information for Libraries)と、EIFLが連携している世界41か国の図書館を対象としたBookshareの割引提供に関して合意したと発表しています。

対象となるのは、アルメニア、アゼルバイジャン、ベラルーシ、ボスニア・ヘルツェゴビナ、ボツワナ、カンボジア、中国、コンゴ、エストニア、エチオピア、フィジー、ジョージア、ガーナ、コートジボワール、ケニヤ、コソボ、キルギス、ラオス、ラトビア、レソト、リトアニア、マケドニア、マラウィ、モルディブ、モルドバ、ミャンマー、ナミビア、ネパール、パレスチナ、ポーランド、セネガル、セルビア、スロベニア、スーダン、タンザニア、タイ、ウガンダ、ウクライナ、ウズベキスタン、ザンビア、ジンバブエです。

スイス科学財団(SNSF)、オープンアクセス出版のための手続きの簡素化や対象の拡大を発表

スイス科学財団(SNSF)が、2018年4月1日からの論文や単行書のオープンアクセス(OA)出版のための手続きの簡素化や対象の拡大を発表しています。

APCs(論文処理加工料)のための助成の拡大、オンラインを通じたAPC助成のための申請の簡素化のほか、プロジェクト終了後の遡っての申請も認められ、助成額の上限も撤廃されます。

また、単行書のOA出版のための費用BPCs(Book Processing Charge)及び単行書の章単位のOA出版のための費用BCPCs(book chapter processing charges)への助成申請も開始されます。

SNSF simplifies Open Access publishing(SNSF,2018/3/28)
http://www.snf.ch/en/researchinFocus/newsroom/Pages/news-180328-snsf-simplifies-publishing-open-access.aspx

ジャパンリンクセンター(JaLC)、「ジャパンリンクセンター ストラテジー 2017-2022を実現するためのロードマップ」を公開

2018年4月18日、ジャパンリンクセンター(JaLC)が、「ジャパンリンクセンター ストラテジー 2017-2022を実現するためのロードマップ」をウェブサイトで公開しました。

同ロードマップは、「ジャパンリンクセンター ストラテジー 2017-2022」に記載された各項目を実現するための道筋で、2018年3月に決定されたものです。

お知らせ(JaLC)
https://japanlinkcenter.org/top/news/index.html
※「2018年04月18日 運営委員会 ストラテジー に、「『ジャパンリンクセンター ストラテジー 2017-2022』を実現するためのロードマップ」を掲載いたしました。」とあります。

研究データキュレーションに関する文献リスト第9版が公開

ブログ“Digital Koans”を運営し、様々なトピックに関する文献リストを作成しているベイリー(Charles W. Bailey, Jr.)氏が、2018年4月18日付けで、研究データキュレーションに関する文献リストの第9版を公開しました。

主に2009年1月から2017年12月までに出版された、750本以上の英語文献などが掲載されています。

Version 9 of the Research Data Curation Bibliography Released(DigitalKoans, 2018/4/18)
http://digital-scholarship.org/digitalkoans/2018/04/18/version-9-of-the-research-data-curation-bibliography-released/

4月 18日

奈良文化財研究所、都道府県別の発掘調査報告書総目録の第一弾として兵庫県編を公開

2018年4月17日、奈良文化財研究所は、都道府県別の発掘調査報告書総目録の第一弾として、兵庫県編を公開しました。

発掘調査報告書から遺跡地図などに至るまで、史跡や埋蔵文化財に関わる調査成果を記載した冊子体を収録しており、収録件数は3,241件です。PDF形式とExcel形式で公開されています。

CiNii Booksと国立国会図書館サーチの書誌情報を同定して、CiNii Booksの国立情報学研究所書誌番号(NCID)、国立国会図書館の全国書誌番号(JP番号)、奈良文化財研究所の書誌ID、全国遺跡報告総覧のIDをそれぞれ掲載し、また発掘調査報告書総目録の管理番号を付与しています。

報告書の総数が明らかになり、地域の発掘調査報告書を網羅的に把握できること、各機関の書誌が同定され、各機関の所蔵状況を確認できること、などの効果が期待されるとしています。

ライブレッドデー:生徒に朝食を提供する韓国の中学校図書館の取組(記事紹介)

2018年4月18日付けの韓国・聯合ニュース(연합뉴스)が、図書館で生徒に朝食を提供する韓国・世宗特別自治市の中学校の取組「ライブレッドデー」を取上げています。

「ライブレッド」は、図書館(Library)とパン(bread)の造語で、毎週水曜日に、朝食を抜いて登校した生徒に、図書館で、パン・サンドイッチ・シリアル・牛乳・ジュースなどの軽食を提供することで、空腹による情緒不安を解消するとともに、図書館に距離感を感じている生徒に図書館を身近に感じてもらい、読書振興に繋げることが目的であると紹介されています。

'도서관에서 아침 먹고 책 읽고' 세종 두루중 '라이브레드' 운영(聯合ニュース,2018/4/18)
http://www.yonhapnews.co.kr/bulletin/2018/04/18/0200000000AKR20180418064800063.HTML

AASL・ALSC・YALSAの部会調整委員会、公共・学校図書館の連携促進のためのツールキットを公開(米国)

2018年4月18日、学校・公共図書館連携(SPLC)に関する、米国図書館協会(ALA)の学校図書館員協会(AASL)・児童図書館サービス部会(ALSC)・ヤングアダルト図書館サービス協会(YALSA)の部会調整委員会(Interdivisional Committee)が、公共図書館と学校図書館の連携に関するツールキット“Public Library & School Library Collaboration Toolkit”を公開しました。

3年間の共同作業の成果で、公共・学校図書館間の連携事業の促進と具体化を支援するための情報・研究・事例を集めており、着手(Getting Started)、学校・公共図書館の連携がなぜ必要か(Why School-Public Library Partnerships Matter)、 成功している学校・公共図書館の連携事例(Successful School-Public Library Partnerships)、連携の継続(Continuing the Partnership)、テンプレートと補足情報(Templates & Additional Resources)の 5つの章で構成されます。

カナダ国立図書館・文書館(LAC)、クラウドソーシングのためのプラットフォーム“Co-Lab”を公開

2018年4月17日、カナダ国立図書館・文書館(LAC)が、クラウドソーシングのためのプラットフォーム“Co-Lab”を公開しました。

Co-LabとCollection SearchのBeta版を用いて、デジタル画像のテキスト化や、キーワードやタグの追加、翻訳を可能とするものです。

書誌情報への追記は24時間以内に検索対象となり、既にCo-Labに取り込まれている画像については、それに対して追記や編集することも可能で、他人によるテキスト化の間違いを発見した場合には、直接修正するほか、「再検討が必要」(Needs review)の印をつけることができます。

また、ユーザー登録をすることで、自身が貢献した履歴を追えるほか、Co-Labの更新情報等を知ることができます。

幕別町図書館(北海道)、同館ウェブサイトで、平田オリザ氏・福原義春氏のインタビュー記事「北の本箱を語る」を公開:北の本箱20周年記念事業

2018年4月18日、北海道の幕別町図書館が、北の本箱20周年記念事業として、劇作家・平田オリザ氏、資生堂名誉会長・福原義春氏のインタビュー記事「北の本箱を語る」を、同館ウェブサイトで公開しました。

「北の本箱」は、同町が、1997年に、本の置き場に困っている評論家・作家に本の寄贈を呼びかけて始まった事業で、地元紙の記事によると、同館本館カウンター横に壁で仕切ってコーナーとして設けられており、3万3,000冊の蔵書があります。

【北の本箱20周年記念事業】北の本箱を語る(幕別町図書館,2018/4/18)
http://mcl.makubetsu.jp/index.php/main-kitahon/288104-kitahon-17-01

特定非営利活動法人映画保存協会、ユネスコの“Audiovisual archiving: philosophy and principles”の第3版の日本語訳を公開

特定非営利活動法人映画保存協会が、ユネスコ(UNESCO)の“Audiovisual archiving: philosophy and principles”の第3版の日本語訳「視聴覚アーカイブ活動――その哲学と原則」を公開しています。

ユネスコのウェブサイトでもダウンロード可能です。冊子版の頒布もしています。

視聴覚アーカイブ活動――その哲学と原則 第3版(特定非営利活動法人映画保存協会, 2018/3/11)
http://filmpres.org/whatsnew/8725/

視聴覚アーカイブ活動 ――その哲学と原則(特定非営利活動法人映画保存協会)
http://filmpres.org/preservation/translation05/

カタール国立図書館、正式に開館

カタールのPeninsula紙に、カタール国立図書館の正式な開館に関する2018年4月15日付けの記事が掲載されています。

記事では、2018年4月16日にカタール国立図書館が正式に開館すること、2週間にわたって講演、展示などのイベントが開催されること、蔵書は100万冊であること、“Heritage Library”では、4,000点以上の手稿、1,400点以上の古地図など約5万点を所蔵すること、2017年11月の開館以降、16万1,000人以上が利用していること、貸出冊数は30万冊を超え、そのうち約18万6,000冊は児童書であること、などが言及されています。

4月 17日

Google Arts & Cultureで、危機的な状況にある世界の遺跡の3Dデータコレクション“Open Heritage”が公開

2018年4月16日、危機的な状況にある世界の遺跡の3Dデータコレクション“Open Heritage”が、Google Arts & Cultureで公開されました。

世界の遺跡の3Dデータを記録する活動を行なっている米国のNPO・CyArkが記録したデータをGoogle Arts & Cultureで公開したもので、シリアのアゼム宮殿、メキシコのチチェン・イッツァなど18か国の25の遺跡の3Dデータが今回公開されました。

また、ダメージを受けた箇所の特定や、修復活動支援を目的として、修復家・研究者など文化遺産の保存活動の従事する人を対象に、申請によりCyArkが収集した関連データをダウンロードすることも可能となっています。

米国議会図書館(LC)、デジタル化した「内務省検閲発禁図書コレクション(Japanese Censorship Collection)」247点をオンラインで公開

2018年4月16日、米国議会図書館(LC)が、デジタル化した「内務省検閲発禁図書コレクション(Japanese Censorship Collection)」247点をオンライン公開した事を発表しています。

第2次世界大戦後接収され、米・ワシントン・ドキュメント・センターを経てLCに移管された、戦前の日本の内務省が検閲した書籍やゲラ等1,327点を、国立国会図書館(NDL)と共同でデジタル化したもので、1923年から1945年までの資料が含まれます。

そのうち、著作権の保護期間が満了した247点がオンラインで公開されており、今後も著作権保護期間が満了した作品から随時追加公開されていきます。著作権保護期間中の資料については館内で閲覧できます。

Library of Congress Digitizes Unique Japanese Censorship Collection (LC,2018/4/16)
https://www.loc.gov/item/prn-18-042/

トーハンの電子書籍サービス「Digital e-hon」がサービス終了 本・雑誌コンテンツについては購入金額相当のポイントに変換

2018年4月16日、トーハンの電子書籍サービス「Digital e-hon」が、2018年4月27日を以てサービスを終了することを発表しました。

Digital e-honには本・雑誌コンテンツと医学文献コンテンツがありますが、前者については2018年7月31日までダウンロード・閲覧できるものの、以降は閲覧等もできなくなるとのことです。代替として、コンテンツ購入者には、購入時の金額相当のDigital e-honポイントが付与されます。同ポイントは電子書籍サイト「Book☆Walker」等、他サービスのポイントにさらに変換可能とのことです。医学文献コンテンツについてはサービス終了後も、ダウンロード済みのコンテンツが継続して閲覧でき、ポイント交換等は行われないとのことです。

なお、医学文献検索サービス「医中誌パーソナルWeb(Digital e-hon版)」についても2018年5月31日でサービスを停止するとされています。

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