2018年5月28日、クロフォード(Walt Crawford)氏が、自身のブログで“GOAJ3: Gold Open Access Journals 2012-2017”の刊行について発表しています。
オープンアクセス(OA)ジャーナルのディレクトリであるDOAJ(Directory of Open Access Journals)に収録されているタイトルを対象とし、特にゴールドOA(OAジャーナルの刊行)のジャーナルについて調査した、一連の報告書の第3弾です。今回は、2017年12月31日時点で収録されている約1万1,000タイトルを対象としています。
この開発プロジェクトには、米・ジョンズ・ホプキンズ大学、National Data Service、NSFの助成を受けているBig Data Regional Innovation Hubs(BD Hubs)の4組織のそれぞれの代表者などが関与します。OSNは、低コスト、高スループット、大容量かつ100Gbpsでネットワークに接続できるよう設計され、研究者がより効率的にデータを扱い共有することが可能となるとのことです。
2018年6月5日、Library Journal(LJ)誌とCengage Learning傘下のGale社は、2018年の米国の“Library of the Year”に、カリフォルニア州のサンフランシスコ公共図書館(SFPL)を選出したと発表しました。
移民向けサービス“All Are Welcome”の開始、人種差別解消のための取組、全ての事業に公正という使命を組み込むことに優れていること、ソーシャルワーカーの配置や社会奉仕チームによるホームレス・貧困層や薬物中毒者への支援活動、サンフランシスコ近代美術館(SFMOMA)内への分館設置、多様性に関する展示の実施、図書館職員の「改善」文化の醸成、バイオディーゼルで走行しソーラーパネルを備えるなどの環境にやさしい移動図書館車、若者向けの図書館空間の構築、住民投票による図書館維持財団の設置といった、SFPLの優れた点が紹介されています。