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カレントアウェアネス・ポータルは、図書館界、図書館情報学に関する最新の情報をお知らせする、国立国会図書館のサイトです。
2019年1月17日、人文学オープンデータ共同利用センター(CODH)は、地物の幾何形状データを公開するデータリポジトリであるGeoshapeリポジトリを大幅に拡充し、歴史的地名に関する情報源としての機能を充実させたことを発表しました。
拡充内容として次の4点が紹介されています。
・国勢調査町丁・字等別境界データセットの公開 ・歴史的行政区域データセットβ版への「市区町村の歴史的変遷」(1970年4月以降)、「隣接行政区域」、「リンクトオープンデータ」の項目の追加 ・歴史的地名/現代地名による境界データ検索のリリース ・歴史的行政区域データセットβ版と国勢調査町丁・字等別境界データセットをリンクし、「現在の町丁・字はかつてどの市区町村に属していたか?」等を調べられるようにしたこと
ニュース(CODH)http://codh.rois.ac.jp/news/ ※2019年1月17日付けニュースに「Geoshapeリポジトリを大幅に拡充し、歴史的地名に関する情報源としての機能を充実させました」とあります。
2019年1月11日、株式会社ワードシステム(本社:岡山県津山市)は、津山市立図書館(岡山県)と共同開発した図書館向けのクラウドサービス「カリコレ」のリリースを発表しました。
図書館の団体貸出先において、本の「貸出・返却」を簡単な操作で扱えるようにするサービスであり、団体貸出業務をサポートし、地域における本の利用を促進するものとしています。
プレスリリース(株式会社ワードシステム)https://www.wordsystem.co.jp/news2.phphttps://www.wordsystem.co.jp/tool/usfld/f1_20190115165454000000.pdf ※一つ目のリンク先に掲載されている2019年1月11日付けプレスリリースに「サテライト貸出システム「カリコレ」サービス提供開始のお知らせ」とあります。 ※二つ目のリンクはプレスリリースです。[PDF:1ページ]
2019年3月8日、神戸映画資料館(神戸市長田区)において、大阪中之島美術館準備室と一般社団法人神戸映画保存ネットワークとの共催により、ミュージアムアーカイブ・ワークショップ(第1回)「視聴覚メディア管理とデジタル化」が開催されます。
身近な視聴覚メディアの管理とデジタル化に関し、実務に役立つ視聴覚メディア保存の基礎や、適切なデジタル化の選択、データの取扱いについて学ぶとしています。
対象は資料を所蔵する文化・行政・大学等教育機関及び企業等の担当者・実務者であり、参加費無料(事前申込み要)、定員20名となっています。
なお、同ワークショップは、書簡や写真、映像フィルム等の資料(アーカイブズ)を所蔵する文化・教育機関の実務者等を対象として、資料の保存・活用に関する講義及び実習を行うものであり、今後、さまざまなテーマを設定して年1回程度(不定期)開催する予定とあります。
2019年2月26日、関西大学千里山キャンパス(大阪府吹田市)において、2018年度東西学術研究所国際シンポジウム(第16回東西学術研究所研究例会)「中国文献デジタル化の展望」が開催されます。
聴講無料、事前申込不要です。主なプログラムは次のとおりです。
【講演】 劉波氏(中国国家図書館古籍館敦煌文献組組長/副研究館員) 「敦煌西域文献的数字化與網絡共享----以国際敦煌項目(IDP)為中心」
【研究発表】 玄幸子氏(東西学術研究所 非典籍出土資料研究班主幹) 「音引き歴時口語辞典編集の意義と試み」
高田時雄氏(東西学術研究所 非典籍出土資料研究班委嘱研究員) 「中国典籍日本古写本DBに向けて」
2019年1月7日、DataCiteは、DataCite Search及びDOI Fabricaにおける検索性能の向上を発表しました。
インデクシングの高速化により、DataCite Searchでのインデクシング所要時間がこれまでの最長12時間から数分以内に短縮されたこと、DOI FabricaにおいてもDateCite同様に詳細検索が使用可能となり、draftあるいはregisteredのステータスにあるDOIも検索できるようになったこと、各メタデータフィールドの指定検索が可能であること等が紹介されています。
DataCite's New Search(DataCite Blog, 2019/1/7)https://blog.datacite.org/improving-search/
参考: DataCite、会員向けにリンクチェック機能の提供を開始 Posted 2018年12月25日http://current.ndl.go.jp/node/37283
2019年2月17日、東京大学本郷キャンパスにて、同学大学院人文社会学研究科文化資源学研究室が、第18回文化資源学フォーラム「コレクションを手放す―譲渡・売却・廃棄」を開催します。
同フォーラムでは、博物館のコレクションの譲渡・売却・廃棄を巡る問題を考察し、今後のコレクションの在り方を問うとしています。
参加無料で定員は200名、事前申込が必要です。主なプログラムは次の通りです。
・「「お別れ展示」による収蔵品の譲渡について」 杉本裕史氏(北栄町生涯学習課課長) ・「作品の公共性とアクセシビリティ」 成相肇氏(東京ステーションギャラリー学芸員) ・学生報告「譲渡・売却・廃棄を巡る問題の考察」 ・パネルディスカッション 杉本裕史氏、成相肇氏、松田陽氏(東京大学大学院人文社会系研究科准教授)
第18回文化資源学フォーラム「コレクションを手放す―譲渡・売却・廃棄」(東京大学大学院人文社会系研究科 文化資源学研究室) http://www.l.u-tokyo.ac.jp/CR/forum/forum18.html
2019年1月16日、北米の都市図書館協議会(ULC)が、人工知能(AI)の潜在的リスク回避や、公益のための同技術の最大化に対して、公共図書館が寄与するための議論を行なうイニシアチブの開始を発表しました。
ULC及びイニシアチブへの参加館は、図書館がAIに関する情報や教育への公正なアクセスのための信頼における公共施設となるため、AIの定義、用語、枠組みを開発します。
また、ULCでは、同イニシアチブで集められた優良事例や知見を共有するため、新しいツールや教育プログラムの開発を行ないます。
2019年1月18日、韓国・教育部が「第2次大学図書館振興総合計画('19年~'23年)」を発表しました。
大学における教育及び研究の競争力向上のため、図書館の役割を強化することを目的としています。
2016年から2018年にかけての「第一次大学図書館総合計画」では大学図書館の資料拡充が目的でしたが、今回の計画では、利用者目線で図書館の役割と機能を拡大することが重視されています。
大学図書館の「閲覧室」イメージを払拭し、学生のニーズに合わせた学習環境及び研究のための専門的学術サービスを提供することで大学の教育・研究活動において中心的な役割を果たすことができるよう、以下のような計画が策定されています。
・ライティング技術、研究倫理に関する情報の提供
・ライセンス契約支援による電子資料の提供拡大(国が3割支出、非購読大学の研究者の一定時間の利用許可、学術研究支援事業間接費予算の10%以上を電子ジャーナル等の資料購入費に充当)
・研究実施過程での研究者への段階的な情報提供(先行研究調査、参考文献作成、テーマ別資料提供、学術誌への投稿戦略)
2019年1月27日、沖縄県立図書館が、沖縄の保育士のネットワーク「沖縄保育ネットワークにじいろのタネ」と連携し、「にじいろホットカフェ in new 沖縄県立図書館」を開催します。
2018年12月から月1回開催しているもので、今回は「~活用するほど得特いっぱい~図書館は宝の山」と題し、日々の保育に役立つ情報や、保育を離れてリフレッシュできる活用法を共有することが目的に実施されます。
対象は、保育士・幼稚園教諭・学童保育支援員、潜在保育士、保育に関心のある人、保育士を目指す学生で、以下の内容で行われます。
申し込み不要、出入り自由で、子どもの同伴も可能です。
・新春 職場の問題かるた大会!! ・オトナの図書館見学! ~特別に裏側まで見せます~ ・“保育士のための”図書館活用術♪~絵本だけじゃない、こんなこともできる~
図書館は宝の山(にじいろのタネ)イベント開催のお知らせ(沖縄県立図書館)https://www.library.pref.okinawa.jp/gyoji/post-15.html
2019年1月18日、大阪市立図書館が、オープンデータとして公開している『浪花百景』の画像102点をWikimedia Commonsにアップロードしたと発表し、これらの画像を、関連するウィキペディアの記事に情報として掲載することを呼びかけています。
期間は2019年1月18日から2月28日までで、参加者は、自宅のパソコン等から関連するウィキペディアの記事を編集します。
記事に画像を反映した際、Twitterのアカウント所持者には、ハッシュタグ「#大阪オープンデータ」をつけてツイートすることを求めています。
「Wikipediaで、『浪花百景』を世界に紹介しよう!」を実施中(大阪市立図書館,2019/1/18)https://www.oml.city.osaka.lg.jp/index.php?key=jowri91lh-510#_510
2019年1月15日、非営利団体Center for Open Science(COS)は、生態学および進化生物学のプレプリントサービス“EcoEvoRxiv”の公開を発表しました。
COSの提供するオープンソースプレプリントサービス、OSF Preprintsを利用する23番目のプレプリントサービスで、すでに220万件以上のプレプリントが登録されており、検索・アクセス可能です。
The Center for Open Science and EcoEvoRxiv Launch Branded Preprint Service(COS,2019/1/15) https://cos.io/about/news/center-open-science-and-ecoevorxiv-launch-bran...
EcoEvoRxiv https://ecoevorxiv.org/
2018年3月3日、神奈川県立図書館が、「ひなまつりWikipedia 女性×かながわ」を開催します。
ウィキペディアを編集するイベントの「女性×かながわ」バージョンで、桃の節句にあわせて、「かながわ」ゆかりの女性、県内の女性に関する施設やできごとなどを、同館所蔵の女性関連資料やかながわ資料を調べて、ウィキペディアに記事を書き、世界に発信するイベントです。
受講料は無料ですが定員は25人です(先着順 女性限定ではない)。
ひなまつりWikipedia 女性×かながわ(神奈川県立図書館)http://www.klnet.pref.kanagawa.jp/yokohama/information/2018/interest2018-08.html
「災害」に関する当サイトの記事
調査研究リポート「東日本大震災と図書館」
国立国会図書館 東日本大震災復興支援ページ
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