東京文書救援隊、「被災した文書の復旧処置システム・マニュアル」を公開
2011年7月6日に、東京文書救援隊が「被災した文書の復旧処置システム・マニュアル」を公開したようです。紹介されている処置法は、資料の解体から乾燥・フラットニングに至るまでの一連の工程をシステム化したもので、どこでも手に入る機材を用い、専門家ではなくとも資料を傷めることなく効率的に復旧作業に従事できることを眼目に作成されたものとのことです。なお、処置法の作成にあたっては、株式会社資料保存器材が協力したとのことです。
被災した文書の復旧処置システム・マニュアル (東京文書救援隊 2011/7/6付けの記事)
http://toubunq.blogspot.com/2011/07/blog-post_06.html
東京文書救援隊が被災資料復旧の処置システム・マニュアルを公開、クリーニングから乾燥までの工程のわかりやすい動画も (ほぼ日刊資料保存 2011/7/6付けの記事)
http://www.hozon.co.jp/hobo/archives/4750
参考:
被災した紙資料の復旧システムの導入支援を行う「東京文書救援隊」が発足
http://current.ndl.go.jp/node/18316
- 参照(7070)
- 印刷用ページ
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