国際図書館連盟(IFLA)、手軽にできる図書館アドヴォカシー“The 10-Minute Library Advocate”を実施中
2019年1月から、国際図書館連盟(IFLA)のLibrary Policy and Advocacy Blog上で、“The 10-Minute Library Advocate”という図書館アドヴォカシーの取り組みが実施されています。
“The 10-Minute Library Advocate”は、TVへの出演や政治家との会談、十分なトレーニングなどの大がかりな準備がなくても、管理職者以外の全ての図書館員が図書館アドヴォカシーに関与できる多くのことがあることを示すことを目的としています。
図書館員はブログ上で提示される図書館アドヴォカシーの強化に寄与する活動に取り組み、特に関心のある話題については、“#EveryLibrarianAnAdvocate”のハッシュタグをつけてTwitter等のソーシャルメディアへ投稿し議論を深めることができます。
2019年1月18日に最初の話題が投稿されてから、毎週新しい話題が投稿されており、4月19日までに、「利用者があなたの図書館を表すときに使いそうな言葉を5つ考えてみましょう」「図書館活動を魅力的に表した写真を1枚撮ってみましょう」などの14個の話題が提示され、ブログ上やソーシャルメディア上で、世界各国の図書館員同士がこれらの話題に対する意見交換を進めています。
Introducing… the 10-Minute Library Advocate (IFLA,2019/1/10)
https://blogs.ifla.org/lpa/2019/01/10/introducing-the-10-minute-library-advocate/
Tag Archive for '#EveryLibrarianAnAdvocate' (IFLA)
https://blogs.ifla.org/lpa/tag/everylibrariananadvocate/
参考:
米国図書館協会(ALA)、高品質で影響力のあるソーシャルメディアの投稿・動画を作成するためのツールキット2点を公開
Posted 2019年4月8日
http://current.ndl.go.jp/node/37974
- 参照(1545)
- 印刷用ページ
類似の記事
- 国際図書館連盟(IFLA)、世界中の図書館に貢献するために手軽に行えるアイデアを毎週紹介する企画“#10MinuteInternationalLibrarian”を実施中
- E2191- IFLA“The 10-Minute Library Advocate”の紹介
- 1.6.1 Library Advocacy from the U.S. Perspective
- 4.2 The American Library Association: Ahead to 2010
- 米・児童図書館サービス部会(ALSC)、児童サービスの重要性を説明するための“Championing Children's Services Toolkit”を公表