標準化

NISOとUKSG、KBARTフェーズ1推奨指針の準拠表明機関5機関を新たに公表

2012年10月3日、米国情報標準化機構(NISO)と英国逐次刊行物グループ(UKSG)は、2010年1月にKBARTワーキンググループの公表したフェーズ1の推奨指針への準拠を表明した機関として、既存の77機関に加え新たに、BioOne、JSTOR、LOCKSS、英国王立化学協会(The Royal Society of Chemistry)、SpringerLinkの5機関を発表しました。

NISO and UKSG Announce Five More Publishers Endorse KBART (NISO 2012/10/3付けの記事)
http://www.niso.org/news/pr/view?item_key=262f31e63b4894e5b7f76c8512f89f8e86d55cd2

国際標準規格ISO 14721(OAIS参照モデル)の2012年改訂版が公表

2012年8月21日付けで、デジタル情報の長期保存アーカイブシステムに関する枠組みを規定した国際標準規格“Reference Model for an Open Archival Information System”の2012年改訂版“ISO 14721:2012”が公表されました。通常「OAIS参照モデル」と呼ばれているもので、2002年に国際規格化されていました。

ISO 14721:2012(ISO)
http://www.iso.org/iso/home/store/catalogue_tc/catalogue_detail.htm?csnumber=57284

“Magenta Book”(PDF:135ページ)
http://public.ccsds.org/publications/archive/650x0m2.pdf

New version of the OAIS standard published(Open Planets Foundation 2012/8/28付けブログ記事)
http://www.openplanetsfoundation.org/blogs/2012-08-28-new-version-oais-standard-published

参考:

米国情報標準化機構、雑誌記事をXML形式で記述する“Journal Article Tag Suite”(ANSI/NISO Z39.96)バージョン1.0を公表

2012年8月22日、米国情報標準化機構(NISO)が、新しい標準規格“Journal Article Tag Suite(JATS)”(ANSI/NISO Z39.96-2012)のバージョン1.0を公表しました。これは、学術論文などの雑誌記事をXML形式で記述するための共通規格で、米国国立医学図書館(NLM)の“NLM Journal Archiving and Interchange Tag Suite”(通称NLM DTDとして知られる)バージョン3.0が基になっています。JATSには、Archiving and Interchange Tag Set、Journal Publishing Tag Set、Article Authoring Tag Setという3種類のタグ集合も含まれています。

JATS: Journal Article Tag Suite
http://jats.niso.org/

Standardized Markup for Journal Articles: Journal Article Tag Suite (JATS)
http://www.niso.org/workrooms/journalmarkup

IFLA、IFLA作成の各種標準のリストを公開

IFLAの標準委員会(Committee on Standards)が、IFLAの分科会等がこれまで策定してきた各種標準のリスト“List of IFLA Standards”を作成し、公表しています。まだ完全なものとはなっていない可能性があるとのことで、情報の誤りや欠落があれば、知らせてほしいとのことです。

なお、リストは、以下の分野ごとにまとめられており、多言語で公表されているものについてはその情報も併記されています。

・Acquisition and Collection Development Section
・Audiovisual and Multimedia Section
・Bibliography Section
・Cataloguing Section
・Classification and Indexing Section
・Continuing Professional Development and Workplace Learning Section
・Document Delivery and Resource Sharing Section
・Education and Training Section
・Government Libraries Section

電子書籍版SISTが公開 SISTウェブサイトURLも変更

2012年6月29日に、科学技術振興機構(JST)が、科学技術情報流通技術基準(SIST)の電子書籍版を公開しました。電子書籍はAdobe Flash Player版とiPad版の2種が用意されています。また、従来のSISTのウェブサイトの内容を改訂し、新URLに移動させたとのことです。なお、SISTの事業は2012年3月をもって終了しています。

SIST
http://sti.jst.go.jp/sist/

電子ブック
http://sti.jst.go.jp/sist/d_download/index.html

SISTホームページのURLを変更しました (科学技術情報流通促進事業 2012/6/29付けの記事)
http://sti.jst.go.jp/whatsnew/2012/06/000574.html

E1300 - 2012年ISO/TC46国際会議<報告>

E1300 - 2012年ISO/TC46国際会議<報告>

2012年5月7日から11日まで,ドイツのベルリンにおいてISO/TC46(International Organization for Standardization/Technical Committee 46)の国際会議(E942E1059E1180参照)が開催された。TC46は「情報とドキュメンテーション」を担当する専門委員会である。今回の会議ではTC46総会と4つの分科委員会の総会に加え,一部の作業部会の会議が開かれ,日本からは筆者を含めて5名が参加した。筆者は「技術的相互運用性」を担当する分科委員会SC4に関する国内での検討に数年前から参加しており,今回はSC4の会議を中心に出席した。以下ではSC4の会議について報告する。...

科学技術振興機構(JST)、科学技術情報流通技術基準(SIST)事業の終了について発表

科学技術振興機構(JST)が、2011年12月21日付けで、「SIST(科学技術情報流通技術基準)事業の終了について」という文書を公表しています。同文書では、1973年に開始されたSIST事業は、紙媒体の学術雑誌及び論文の流通に必要な基準の制定と、電子ジャーナルへ対応するための改訂を終えており、JSTの第2期中期計画(2007-2011年度)が終了する2012年3月をもって終了すると述べられています。過去の成果物が掲載されているSISTのウェブサイトは今後も公開が続けられるとのことです。

SIST(科学技術情報流通技術基準)事業の終了について(PDF文書)
http://sist-jst.jp/pdf/news20111221.pdf

SIST 科学技術情報流通技術基準(2011/12/21付けのお知らせに「SIST事業は今年度で終了いたします。」等とあり)
http://sist-jst.jp/

米国情報標準化機構(NISO)とOpen Archives Initiativeが、ウェブ上のリソースのリアルタイム同期に関する標準を策定へ

2011年12月14日、米国情報標準化機構(NISO)とOpen Archives Initiativeが、複数のウェブサーバやリポジトリに分散しているリソースのリアルタイム同期に関する新しい標準を策定するという協同プロジェクトに対して、アルフレッド・P・スローン財団から22.2万ドルの助成を獲得したと発表しました。発表文によると、この提案は“Memento”プロジェクトの過程で出てきた問題点から派生しているとされて、機関リポジトリ等では OAI-PMHというプロトコルによってメタデータの同期が行われているものの、(メタデータが付与された)リソースそのものの同期については対応できておらず、その他の同期方法も統一的に使えるものではない等と述べられています。「文書のウェブ」から「データのウェブ」へと移行する中で、同期が取れてないデータを基にして決断を下すことは深刻な問題を引き起こしかねないと、同期の問題に取り組む重要性を主張しています。

NISO and Open Archives Initiative Receive Grant from Alfred P. Sloan Foundation to Create Resource Synchronization Standard (NISO 2011/12/14付けプレスリリース)

創作者等の名称に関する国際標準識別子“ISNI”のデータベースが公開

創作者等の名称に関する国際標準識別子“ISNI”(International Standard Name Identifier)のデータベースが公開されているようです。ISNIは現在ISO 27729として標準化が進められており、各個人に対して16桁の数字(例えばジョン・レノンには"0000000121174585")がIDとして与えられるものです。このデータベースはOCLCのサイト上で公開されており、発表文によると、バーチャル国際典拠ファイル(VIAF)のデータ等を利用して作成されたようです。ISNIを管理しているISNI国際機関(ISNI International Agency)のメンバーには、世界複写権機構(IFRRO)、ProQuest、OCLC、英国図書館(BL)、フランス国立図書館(BNF)等が含まれています。

ISNIデータベース
http://isni.oclc.nl/

ISNI国際機関
http://isni.org/

New International Identifier Connects the Right Person with the Right Credentials (ProQuest 2011/12/12付けプレスリリース)

米国情報標準化機構(NISO)、ディスカバリーサービスに関する標準の開発などを目的とした新しいイニシアティブを発表

2011年10月25日、米国情報標準化機構(NISO)が、図書館のディスカバリーサービスに関する規格・標準の開発や優良事例の推奨などを目的とした新しいイニシアティブ“Open Discovery Initiative”を発表しました。同イニシアティブに関するメーリングリストも開設されているとのことです。立ち上げには図書館システムに関する情報提供サイト“Library Technology Guides”で知られるブリーディング(Marshall Breeding)氏らが関わっているようです。

NISO Launches New Open Discovery Initiative to Develop Standards and Recommended Practices for Library Discovery Services Based on Indexed Search (NISO 2011/10/25付けニュース)
http://www.niso.org/news/pr/view?item_key=21d5364c586575fd5d4dd408f17c5dc062b1ef5f

Open Discovery Mailing List Home
http://www.niso.org/lists/opendscovery/

ページ