障害者サービス

モンゴル、視聴覚障害者へのサービスの充実化

モンゴルにおいて、視覚障害者が無料のDAISYプレイヤーの配布を受けられるよう法律が改正され、7月1日に新しい法律が施行されたようです。ウランバートル市公共図書館においてDAISY図書作成等の支援をしてきたNPO団体EIFLが、記事を掲載しています。

Ref.
Mongolia library success sparks law change(EIFL 2012/8/22付けニュース)
http://www.eifl.net/news/mongolia-library-success-sparks-law-change

【イベント】国際子ども図書館、世界のバリアフリー絵本展を開催中(東京)

国立国会図書館国際子ども図書館が、2012年7月31日(火)から8月26日(日)まで、日本国際児童図書評議会(JBBY)との共催で、展示会「世界のバリアフリー絵本展—国際児童図書評議会2011年推薦図書展」を開催しています。国際児童図書評議会(IBBY)障害児図書資料センターが2011年に選定した、特に優れた世界18か国の60作品を紹介するものです。

この展示会は、国内を巡回するものとなっており、JBBYのウェブサイトに掲載されている6月7日時点の巡回スケジュールは以下の通りとなっています。

3/17~18  ゲートシティ大崎(東京都) 終了
5/6~18  板橋区立志村図書館(東京都)
6/5~17  大阪府立中央図書館
6/20~7/1  豊中市立岡町図書館(大阪府)
7/13~24  東京学芸大学(東京都)
7/31~8/26  国際子ども図書館(東京都)
9/1~12  板橋区立蓮根図書館(東京都)
9/17~27  枚方市立中央図書館(大阪府)
10/2~13  板橋区立西台図書館(東京都)
10/30~11/3  岡山県立図書館
11/6~20  佛教大学(京都府)
12/3~4  実践女子短期大学(東京都)
12/15~28  新潟市立中央図書館(新潟県)
(2013年)
1/12~25  山梨県立図書館

Baker & Taylor社の電子書籍プラットフォーム“Axis 360”等が全米視覚障害者連合(NFB)に表彰される

米国のBaker & Taylor社の図書館向けデジタルコンテンツプラットフォーム“Axis 360”および電子書籍閲覧用アプリケーション“Blio ereader”が、全米視覚障害者連合(NFB)によるDr. Jacob Bolotin賞を受賞したと発表されました。音声読み上げ機能など、これらの視覚障害者向け機能が評価されてのことです。

National Federation of the Blind Honors Baker & Taylor's Axis 360 Digital Media Platform(Baker & Taylor 2012/7/25付けニュース)
http://www.btol.com/viewnews.cfm?press_id=320&typ=c

Axis 360(Baker & Taylor)
http://www.btol.com/axis360.cfm

National Federation of the Blind
http://www.nfb.org/

参考:
Baker & Taylor社、視覚障害者の利用にも対応した電子書籍プラットフォーム“Axis 360”の新バージョンを発表
http://current.ndl.go.jp/node/20977

アムステルダム大学図書館、視覚障害やディスレクシアの利用者のために教科書をPDF化するサービスを開始

2012年6月22日に、オランダのアムステルダム大学図書館が、視覚障害やディスレクシアの利用者のために、教科書をPDF化してUSBメモリに保存するという新たなサービスを開始しました。大学図書館のインフォメーションデスクに教科書を持っていくと、1週間ほどでPDFファイルにして返却してくれるもので、利用者は自分のPC等を使ってその音声読み上げを聞くことができるとのことです。

Textbook into PDF (University of Amsterdam 2012/6/22付けの記事)
http://bc.uba.uva.nl/news/news.cfm/99DE7A39-0592-4927-B052BC7D9C9AF4B0

【イベント】公開学習会「DAISY4とEPUB3が実現する電子書籍のアクセシビリティー 誰もが使える電子書籍を日本に」(7/17・埼玉)

2012年7月17日に、埼玉県の川口市メディアセブンで、日本図書館協会(JLA)障害者サービス委員会による公開学習会「DAISY4とEPUB3が実現する電子書籍のアクセシビリティー 誰もが使える電子書籍を日本に」が開催されます。講師はDAISYコンソーシアム前代表の河村宏氏です。申込締切は7月13日までとのことです。

◆募集のお知らせ:公開学習会「DAISY4とEPUB3が実現する電子書籍のアクセシビリティー」(日本図書館協会企画調査部からのお知らせ 2012/7/3付け記事)
http://jlakc.seesaa.net/article/278720994.html

参考:
CA1717 - DAISYの新しい展開:DAISYオンライン配信プロトコル / 水野翔彦
http://current.ndl.go.jp/ca1717

CA1611 - 障害者サービスの潮流−DAISY & 統合デジタル図書館ワークショップ報告− / 原田圭子
http://current.ndl.go.jp/ca1611

CA703 - IFLA『聴覚障害者へのサービスの指針』 / 河村宏
http://current.ndl.go.jp/ca703

E1029 - 「デイジーの活用による情報アクセスの保障と促進」<報告>

2012年3月で廃止された大分県点字図書館が民営化して6月に再オープン

2012年3月末で老朽化のために廃止された大分県点字図書館が、新設された大分県盲人福祉センター内に設置される民営の図書館として6月1日から再オープンすると報じられています。旧図書館は1956年に開館し、2006年から大分県盲人協会が指定管理者となって運営していました。新図書館の運営は引き続き同協会が行います。2010年4月時点での国の調査によると、都道府県による公立公営の点字図書館は奈良県と山口県のみで、公立民営や完全な民営化で運営されているところが多いと紹介されています。

民営で来月“再出発” 県点字図書館(大分合同新聞 2012/5/9付け記事)
http://www.oita-press.co.jp/localNews/2012_133654233977.html

英国の王立盲人擁護協会(RNIB)がAxiell社と視覚障害者向けオンラインカタログを開発へ

英国の王立盲人擁護協会(RNIB)が、図書館・博物館・文書館向けのシステムベンダであるAxiell社と協力して、同協会の図書館で使用する視覚障害者向けの新しいオンラインカタログを開発することが発表されました。このカタログを通じて利用者は同館の図書や音声資料を借りたり購入することが可能で、また、お勧めの本を推薦する機能も実装される予定とあります。

RNIB chooses Axiell to enable a better book choosing experience for blind and partially sighted people(Library Technology Guide 2012/4/30付けプレスリリース)
http://www.librarytechnology.org/ltg-displaytext.pl?RC=16777

Royal National Institute of Blind People
http://www.rnib.org.uk/

Axiell
http://www.axiell.co.uk/

参考:
王立盲人擁護協会(RNIB)による英国公共図書館の電子書籍サービス調査レポート
http://current.ndl.go.jp/node/19069

日本障害者リハビリテーション協会、シンポジウム「届けたい、読める教科書、DAISY教科書を!」報告書を公開

2012年2月5日に東京都で開催されたシンポジウム「届けたい、読める教科書、DAISY教科書を!」の報告書がまとめられ、日本障害者リハビリテーション協会の情報サイト「障害保健福祉研究情報システム(DINF)」で公開されました。マルチメディアDAISY教科書やEPUB等に関する講演、事例報告、パネルディスカッション等の資料が掲載されています。

シンポジウム「届けたい、読める教科書、DAISY教科書を!」報告書(トップページ「新着・更新情報」欄に2012/4/25付けで掲載とあります。)
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/access/daisy/120205daisy_symp/index.html

CA1765 - 動向レビュー:欧州の図書館におけるディスレクシアの人々を対象にしたサービス / 野村美佐子

 日本では認知度が低いが、知的にも視覚や聴覚にも問題がないのに、文章を読んで理解することが困難な「ディスレクシア」と呼ばれる人々がいる。日本語では、「識字障害」や「読字障害」、「難読症」、「失読症」などとも訳され、教育の世界では学習障害の一つとされる。ディスレクシアの発現率は、世界の人口の8%から10%と推定されている(1)。彼らは、読みの情報処理の障害を持っているのではないかと言われているが、そのような困難をもたらす要因は極めて多様であり、何が原因であるかを特定するのは難しい。従って多くの場合、治療方法はなく、支援や機器の活用を含めた困難の改善のためのスキルを獲得しなければならない。怠けていると思われるなど周囲からの理解が得られず、学校や仕事場で困難を感じていると思われるが、適切な診断が行われ、個々のニーズに合った適切な指導と支援があれば、自尊心を失うこともなく、学校やその後の就労においてその人の能力を最大限引き出すことができる(2)と考えられる。...

神戸市立点字図書館が「視覚障害者のための福祉機器リサイクルマーケット」を開催

2012年3月9日、神戸市立点字図書館が「視覚障害者のための福祉機器リサイクルマーケット」を開催するそうです。市民が持ち寄った拡大読書器やデイジー図書再生機器等を譲ったり交換したりする場を設けるもので、同館に「症状が進んで使えなくなった機器がある」等と相談する声があったことがきっかけとのことです。

視覚障害者用機器フリマ:神戸・点字図書館で来月9日 出品者募る、情報交換も(毎日jp 2012/2/22付けニュース)
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20120222ddlk28100480000c.html

神戸市立点字図書館
http://www.normanet.ne.jp/~kobeten/

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