IFLA(国際図書館連盟)

国際図書館連盟(IFLA)、IFLAの各種標準のLinked Dataへのアクセスを提供する“IFLA Namespaces”にIFLA Library Reference Model(LRM)を追加

2020年8月31日、国際図書館連盟(IFLA)のLinked Data技術小委員会(LIDATEC)は、“IFLA Namespaces”へ新たにIFLA Library Reference Model(LRM)が追加されたことを発表しました。

“IFLA Namespaces”は、同小委員会のプロジェクトで、IFLAの定めた各種標準の利用促進のために、Linked Dataへのアクセスをウェブサイト上で提供しています。

The new IFLA Namespaces now includes the LRM(IFLA,2020/8/31)
https://www.ifla.org/node/93279

The LRM Vocaburaries(IFLA Namespaces)
https://www.iflastandards.info/lrm.html

国際図書館連盟(IFLA)、新型コロナウイルス感染症の感染拡大下における図書館の対応や変化に関する論文を募集

2020年8月17日、国際図書館連盟(IFLA)が、オープンアクセス(OA)の査読誌“IFLA Journal”の特集号に掲載する、新型コロナウイルス感染症の感染拡大下における図書館の対応や変化に関する論文を募集することを発表しました。

同特集号は、新型コロナウイルス感染症により引き起こされている変化の本質を探り、図書館関係者が所属機関の戦略を検討する際の支援となることを目的としています。

応募の締め切りは、2020年10月31日です。

Call for papers: IFLA Journal Special Issue on Libraries and COVID-19: Opportunities for Innovation(IFLA, 2020/8/17)
https://www.ifla.org/node/93247

IFLA Journal(IFLA)
https://www.ifla.org/publications/ifla-journal

国際図書館連盟(IFLA)、新型コロナウイルス感染症の議会図書館・調査サービスへの影響に関する調査結果を公表

2020年8月13日、国際図書館連盟(IFLA)は、新型コロナウイルス感染症の議会図書館・調査サービスへの影響に関する調査結果を公表しました。

IFLAの「議会のための図書館・調査サービス分科会」(IFLAPARL)が、2020年5月19日から6月25日にかけて主にIFLAPARLのメーリングリストを介して調査した結果をまとめたものです。合計28件の回答が得られ、その内訳は、欧州から15件、アメリカ大陸から6件、アジア・太平洋から5件、アフリカから2件でした。なお、調査は現在も継続されています。

調査結果の報告書では、政府・組織の対応方針がサービスにもたらした影響、業務継続計画の有無と将来の計画策定への教訓、政府による危機対応への貢献、サービスへの長期的な影響等に関する9つの質問に沿って、回答の概要がまとめられています。

IFLAの発表によれば、多くの館ではすでに数年をかけてデジタルサービスやより柔軟な勤務形態への投資を行っており、リモートサービスや在宅勤務に移行しやすい体制を整えていた一方で、図書館間貸出の中断のために必要な印刷物の入手に困難が生じ、また、依頼者への対面サービスが実施できなくなるなど、様々な課題への対応も求められたとしています。

国際図書館連盟(IFLA)、歴史的な建物の図書館への再利用に関する書籍をオープンアクセスで出版予定と発表

2020年8月7日、国際図書館連盟(IFLA)が、歴史的な建物を図書館として再利用することに関する書籍“New Libraries in Old Buildings: The Creative Reuse of Disused Structures”を、2020年にオープンアクセスで出版予定であることを発表しました。

同書は、IFLAの環境・持続可能性と図書館(ENSULIB)に関する専門部会と、図書館建物および設備分科会(Library Buildings and Equipments:LBES)の協力により作成されたものです。

発表の中では、歴史的な建物を図書館として再利用することは、持続可能性だけでなく、魅力的で効率的な図書館のデザインを行う上で有効であることが、同書が扱う事例により示されているとしています。

Can old buildings be turned into libraries? A sneak peek into ENSULIB’s upcoming open access book(IFLA, 2020/8/7)
https://www.ifla.org/node/93231

国際図書館連盟(IFLA)、会長・事務局長名でレバノン・ベイルートの図書館等への支援に関する声明を発表

2020年8月11日、国際図書館連盟(IFLA)は、8月4日にレバノン・ベイルートで起きた大規模な爆発によりベイルートに多大な被害が発生していることを受け、会長・事務局長名で、ベイルートの図書館等への支援に関する声明を発表しました。

声明では、人道的対応や負傷者・避難民へのケア、爆発の影響を受けた人々への支援は急務であるとしつつ、レバノン国立図書館やベイルートの公共図書館、その他の文化機関や文化遺産にも被害が発生していること、人々が困難な状況においてコミュニティを再建し普段の生活を取り戻す上で重要な役割を担う、図書館が受けた被害の調査もまた急務であることを述べています。

IFLAは、レバノンの加盟機関やユネスコやブルーシールド等とも連携しつつ支援を行うとし、優先的に取り組む事項として、ベイルートの図書館及びスタッフへの復興に向けた支援と、そのコレクションの保全を挙げています。

Statement by the IFLA President and Secretary General: IFLA Stands with Beirut(IFLA, 2020/8/11)
https://www.ifla.org/node/93240

E2284 - 各国の図書館における新型コロナウイルス感染症への対応例

2020年5月5日,国際図書館連盟(IFLA)は,事務局と図書館協会運営分科会が共同で,世界中で新型コロナウイルス感染症への規制が緩和される中で再開館する図書館を支援することを目的に,各国の図書館協会等による図書館を安全に再開館するための計画の事例収集を行っていると発表した。収集された情報はIFLAのウェブサイト内の“COVID-19 and the Global Library Field”ページにて随時更新されている。

国際図書館連盟(IFLA)、「国際マーケティング賞2020」の受賞館を発表:1位は中国・佛山市図書館の“N-Library”

2020年7月22日、国際図書館連盟(IFLA)の管理・マーケティング分科会が、今回で17回目となる、「国際マーケティング賞2020」の受賞館を発表しました。

同賞は、創造的で結果重視のマーケティングプロジェクトやキャンペーンを実施した機関を表彰するもので、受賞者には2021年にオランダ・ロッテルダムで開催されるIFLA大会の参加費等が賞金として与えられます。

1位には中国の佛山市図書館による、同館の蔵書等を用いて家庭での図書館作りを支援する取組“N-Library”(Neighborhood Library/邻里图书馆)が選ばれました。情報技術を活用し、818の“N-Library”が小さな公共図書館として近隣住民や障害者、高齢者にサービスを提供しています。

2位にはカナダ・グレーターヴィクトリア公共図書館によるグレーターヴィクトリアの図書館に留まらない図書館への人々の考え方を変革するために統合されたブランド戦略を用いた取組“Change Your Mind”が、3位にはスペイン・ムルシア公共図書館による図書館の規制概念を変えユーモア等により利用者の知的好奇心を刺激することで新しい集団・感性等に図書館を開放する取組“Viven en la BRMU(They live in BRMU)”が選ばれています。

国際図書館連盟(IFLA)、2020年11月5日にオランダ・ハーグで2020年総会を開催予定

2020年7月20日、国際図書館連盟(IFLA)はライトナー(Gerald Leitner)事務局長名義で、11月5日にオランダのハーグで2020年総会(General Assembly)を開催することを発表しました。

2020年総会で扱う議題・決議案の募集〆切は、2020年8月3日に延期されています。

IFLAは新型コロナウイルス感染症の影響による渡航制限のため、現地出席することができない参加希望者が多数発生すると予想されるため、総会の様子をライブストリーム配信することを予定しています。また、感染症による渡航制限やロックダウンが緊急に実施される可能性がある点にも留意が必要である、としています。

なお、規則上IFLAでは総会開催が義務付けられているため、予定通りに開催できないことが判明した場合には、別日程・別会場で開催できるように調整されます。

Extended Call for Agenda Items: IFLA General Assembly 2020(IFLA,2020/7/20)
https://www.ifla.org/node/93207

国際図書館連盟(IFLA)、過去10年間に行われた図書館の投資収益率に関する調査のレビューを公開

2020年7月16日、国際図書館連盟(IFLA)は、過去10年間に行われた図書館の投資収益率(ROI)に関する調査のレビュー“Library Return on Investment - Review of Evidence from the Last 10 Years”の公開を発表しました。

ROIは、投資額に対して得られる純利益の比率を示すものであり、図書館評価においても組織、プロジェクト、サービスの価値を測定するためのアプローチとして使用されることがあります。本レビューでは、公共・大学・専門図書館のROIに関し過去10年間に行われた調査について、ROIを示すとともに、測定方法のレビューを行っています。

結論部では、図書館は投資額よりも多くの価値を還元していると示唆する研究は多くある一方、その方法論にはばらつきがあり、決定的かつ普遍的な方法論は、特定の館種に限定したものでさえもまだ出現していないとしています。その上で、図書館の価値を実証するための優れた実践・アプローチについて更なる議論を期待すると述べています。

国際図書館連盟(IFLA)標準委員会(Committee on Standards)、IFLAの定めた各種標準のリンクトデータへのアクセスが可能なウェブサイト“IFLA Namespaces”を公開

2020年7月7日、国際図書館連盟(IFLA)の標準委員会(Committee on Standards)とリンクトデータ技術小委員会(LIDATEC)が、“IFLA Namespaces”を公開しました。

IFLAの定めた各種標準のリンクトデータへのアクセスが可能なウェブサイトで、現在 、FRBR Vocabularies、ISBD Vocabularies、UNIMARC Vocabularies、MulDiCatが公開されています。

今後、Library Reference Model(LRM)の掲載が予定されています。

IFLA Namespaces launched(IFLA,2020/7/7)
https://www.ifla.org/node/93182

IFLA Namespaces
https://www.iflastandards.info/

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