公開されている4種類のランキングのうち、世界の機関リポジトリのランキング“TRANSPARENT RANKING: Institutional Repositories by Google Scholar (September 2020)”によると、京都大学のリポジトリが3位、大阪大学のリポジトリが42位、北海道大学のリポジトリが55位、東京大学のリポジトリが120位、慶應大学のリポジトリが164位、東北大学のリポジトリが169位、岡山大学のリポジトリが172位となっており、200位までに7の日本のリポジトリがランクインしています。
アンケートは、北米研究図書館協会(ARL)が報告書シリーズ“SPEC Kit”の第358号として2018年に刊行した“Accessibility and Universal Design”での調査内容に基づき作成されました。20か国から145の回答が寄せられ、そのうち74%は米国、9%はカナダからであり、北米からの回答が大多数を占めています。
2020年7月31日付で、図書館情報学分野の査読誌“Aslib Journal of Information Management”のオンライン速報版(ahead-of-print)の論文として、“How are research data governed at Japanese repositories? A knowledge commons perspective”がオープンアクセスにより公開されています。