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カレントアウェアネス・ポータルは、図書館界、図書館情報学に関する最新の情報をお知らせする、国立国会図書館のサイトです。
Microsoft社のヘイ(Tony Hey)氏は、2008年7月28日に開催された“Microsoft Research Faculty Summit”の場で、Microsft社は、特定の協同研究プロジェクトの支援に加え、研究のプロセスそのものを支援するような役割を担っていくということを強調しました。この目的を達するため、Microsoft社は、学術コミュニケーションのライフサイクル全体を通して、研究者が研究成果の刊行、保存、データ共有をシームレスに行うことを可能にするフリーのソフトウェア(Add-ins、Microsoft e-Journal Service、Research Output Repository Platform、Research Information Centre)の提供を開始しました。
マイクロソフト(Microsoft)社は、Word形式の文書を視覚障害者向けデジタル録音図書の規格"DAISY"形式に変換するアドイン"Save As DAISY XML" Translatorの提供を開始しています。
2007年11月に開発が発表されたもので、DAISYコンソーシアム(DAISY Consortium)とともに共同開発されてきました。
Microsoft, DAISY Make Reading Easier for People With Print Disabilitieshttp://www.microsoft.com/Presspass/press/2008/may08/05-07SaveAsDAISYPR.mspx
"Save As DAISY XML"のリリースに関するニュース - (財)日本障害者リハビリテーション協会
2008年5月,Microsoft社は,2006年から提供してきた書籍検索サービス“Live Search Books”(E581参照)および学術文献検索サービス“Live Academic Search”(E473,CA1606参照)を終了すると発表した。あわせて, 出版社や図書館と協同して実施してきた,“Live Search Books”向けの書籍デジタル化事業も終了することになった。...
マイクロソフト社がマガジンハウス社と「コラボ」して、新しいサービス“MSNマガジンサーチ”をスタートさせました。マガジンハウス社が出版する雑誌“Tarzan”や“Hanako”のバックナンバーを無料で閲覧・検索でき、必要な情報にはウェブ上で付箋を貼ったり、整理することもできます。今後、雑誌のタイトルが徐々に増えていくようです。
MSNマガジンサーチhttp://magazine.jp.msn.com/
MSN、雑誌のバックナンバーを検索・閲覧できる「マガジンサーチ」開始 - CNET Japan 2008/05/29付けの記事http://japan.cnet.com/marketing/story/0,3800080523,20374221,00.htm
MSN、「Tarzan」「Hanako」のバックナンバー検索・閲覧可能に
英国図書館(BL)とマイクロソフト(MS)社が共同で進めている書籍電子化プロジェクトについて、BLから公式発表がありました。 プレスリリースによると、MS社とは19世紀に刊行された文学作品約8万点について、マイクロソフト社と共同で電子化を進めているとのことです。 1日あたり約7.5万ページの割合でデジタル化を進めており、現時点で約4万点のデジタル化が終了し、残る約4万点についても、MSと締結した契約条項に基づき、スキャン作業を進めてゆくそうです。デジタル化作業は、BL館内に設置したデジタル化スタジオ(digitisation studios)で実施しているそうです。 また“Turning the Pages 2.0”など、MS社との共同プロジェクトについても、引き続き進めていくとしています。
Microsoft社が書籍デジタル化事業から撤退することを発表したことに対し、同社も参加するデジタル図書館プロジェクト、“Open Content Alliance(OCA)”を主導しているInternet Archiveがコメントを発表しています。Internet Archiveは、これまでの活動へのMicrosoft社の資金援助、同社提供のデジタル化のための設備が今後も継続して利用可能であること、パブリックドメインの書籍に対するこれまでの契約上の制限を同社が撤廃すると発表したこと、に対し、謝意を表明しています。
Books Scanning to be Publicly Funded - Internet Archive 2008/05/23付け発表http://www.archive.org/iathreads/post-view.php?id=194217
マイクロソフト(Microsoft)社が、書籍の大規模デジタル化プロジェクト"Live Search Books"と学術情報検索サービス"Live Search Academic"からの撤退を発表しています。
両プロジェクトでは、これまでに75万冊の本のデジタル化と、8000万件の雑誌論文のデジタル化をおこなってきていましたが、自社でデジタル化するよりも今後は図書館や出版社のリポジトリ構築を助け、それらをクロールする方が検索エンジン企業として効率的であると判断したとのことです。
Book search winding downhttp://blogs.msdn.com/livesearch/archive/2008/05/23/book-search-winding-down.aspx
Microsoft社が開発中の機関リポジトリ用ソフトに関するプレゼンテーション資料を含む、リポジトリの国際会議“Open Repository 2008”(2008年4月1日~4日)の資料が、専用のリポジトリで公開されています。
なおMicrosoft社は、リポジトリ用ソフトに関し意見交換などを行うためのウェブフォーラムを立ち上げています。
Welcome to OR08 Publicationshttp://pubs.or08.ecs.soton.ac.uk/
Research-Output Repositories - An Overview of Microsoft Initiatives - OR08 Publicationshttp://pubs.or08.ecs.soton.ac.uk/84/ (Microsoftのプレゼンテーション資料)
米国医学図書館(NLM)が雑誌論文の電子的な出版・保存・交換に係る標準モデルとして定めたNLM DTDに対応したオーサリング・ツールを、Microsoft社がMicrosoft Word用アドインとして作成しています。このほど、そのTechonology Previewが同社のウェブサイトで公開されました。
Article Authoring Add-in for Microsoft Office Word 2007http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyId=09C55527-0759-4D6D-AE02-51E90131997E&displaylang=en
March 22nd, 2008付けDigitalKoansの記事
Microsoft社が機関リポジトリ用ソフトを開発中であり、2008年4月1~4日に英国サウザンプトンで開催されるリポジトリの国際会議“Open Repository 2008”で公式発表に先駆けてお披露目すると、同社の技術者がブログで発表しています。Windows ServerやSQL Serverなど、プラットフォームとなるソフトウェア類にはライセンスが必要となりますが、機関リポジトリ用ソフト自体は無料で、オープンソース化もあり得るとされています。
Microsoft and "Research-Output" Repositories - <savas:weblog/>http://savas.parastatidis.name/2008/03/24/19a7fa4a-560d-47b4-bbea-9a22e9824bb8.aspx
「災害」に関する当サイトの記事
調査研究リポート「東日本大震災と図書館」
国立国会図書館 東日本大震災復興支援ページ
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