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カレントアウェアネス・ポータルは、図書館界、図書館情報学に関する最新の情報をお知らせする、国立国会図書館のサイトです。
2016年11月16日に発生した火災により閉館していた私設図書館「専称寺文庫」が、12月1日に貸出しを再開したと発表しています。
同文庫のウェブサイトでは、火災後第一報である2016年12月25日付けの館長便りも掲載され、近況が報告されています。
これらによると、火災により焼失したのは建物の一部で、蔵書も半数以上は焼失を免れた模様です。
最新&更新情報(専称寺文庫)http://park22.wakwak.com/~s-bunko/index.html ※「貸出再開のご案内」が掲載されています。
No.32 館長便り(専称寺文庫、2016/12/25)http://park22.wakwak.com/~s-bunko/kancho.html#no32
韓国・朝鮮日報で2016年1月から連載されている、韓国国内の図書館に関する特集記事で、ソウル特別市・明洞にある映画専門図書館「明洞シネライブラリ」が取り上げられています。
韓国のシネマコンプレックスのCGVが、2015年5月に建物の10階にある映画館を改装して作ったもので、映画理論の専門書のほか、各種映画雑誌、国内外の映画シナリオ、絵コンテ、映画原作本、監督や俳優の推薦図書など、あわせて約1万冊が所蔵されているとのことです。
また、図書館と同じ階には、ミニシアターが2つあり、そこで上映された独立系映画の監督・俳優や映画評論家と観客が対話する「ライブラリトーク」や、映画専門記者・映画評論家による講演も行われているとのことです。
[도서관이 살아있다] [29] 영화 전문 '명동 씨네 라이브러리'(朝鮮日報,2016/12/14)http://news.chosun.com/site/data/html_dir/2016/12/16/2016121600253.html
도서관이 살아있다(朝鮮日報)http://issue.chosun.com/issue/issue_list.html?issu_id=10039 ※連載記事
参考: 広島の映画図書館、2016年2月21日をもって閉館 Posted 2016年1月21日
2016年11月16日に火災が発生した、茨城県筑西市の私設図書館「専称寺文庫」が、しばらくの間閉館すると、同館ウェブサイトで発表しています。
開館する場合には、同館ウェブサイトで連絡するとのことです。
専称寺文庫 最新&更新情報http://park22.wakwak.com/~s-bunko/ ※「2016年11月16日 専称寺文庫、火災発生のため一時閉館します。」とあります。
寺にある図書館で火事 蔵書10万冊が消失か 茨城(テレ朝news,2016/11/16)http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000087967.html
近年,日本の文化とも言える銭湯が姿を消しつつある。20年前には1万軒以上あった銭湯も,今では2,500軒程度まで減少した。一般家庭への浴槽の普及,施設の老朽化,後継者不足など,その理由は様々である。この現状を受け,銭湯を活性化させるアイデアとして誕生したのが「銭湯ふろまちライブラリー」である。...
演劇・映画の専門図書館である公益財団法人「松竹大谷図書館」が、運営資金の募集を開始しています。目標金額は250万円、募集期間は9月6日から10月26日までとなっています。
今回で5回目となる資金募集は、クラウドファンディングサイト「READYFOR?(レディフォー)」において行われており、プロジェクト名は、「【第5弾】歌舞伎や映画、日本文化の歴史を後世に伝える。」です。
集まった寄付金は、図書館の平成28年度運営資金及び「組上灯籠絵」161枚のデジタル化、及び3組の復刻版印刷費用に使われます。
支援金額に応じて、プロジェクト限定『菅原伝授手習鑑』と『二十四の瞳』の台本表紙デザインの文庫本カバーや、同館所蔵の歌舞伎・映画台本のうち200タイトルの中から支援者が好きな作品を選び、その台本カバー(台本を保護するための手作りカバー)に支援者の名前を載せる権利などのリターンが設定されています。
ネットを通じて当館への支援募集を開始いたしました(松竹大谷図書館,2016/9/6)http://www.shochiku.co.jp/shochiku-otani-toshokan/news/160905.html
【第5弾】歌舞伎や映画、鮮やかな日本文化の遺産を守り復元する。(READYFOR?(レディフォー)プロジェクトページ)
2016年8月7日、五島列島にある、長崎県五島市富江町に、図書館機能を備えた交流施設「さんごさん」がオープンしました。
「島の人が使いたくなる」「外の人が訪れたくなる」「島の人と外の人が交流する」をコンセプトに、長崎県五島市富江町にある空き家の古民家を再生したものです。
さんごさん(Facebook,2016/8/9)https://www.facebook.com/sangosan/posts/604124746416344
島の古民家 図書交流施設に(長崎新聞,2016/8/11)http://www.nagasaki-np.co.jp/news/kennaitopix/2016/08/11093605048699.shtml
参考: さんごさん:五島列島(長崎県)の空き家をリノベーションして図書館にするプロジェクト Posted 2016年6月8日http://current.ndl.go.jp/node/31764
E1798 - 小さな島の小さな図書館という試み:男木島図書館 カレントアウェアネス-E No.303 2016.05.19http://current.ndl.go.jp/e1798
E1680 - 離島の情報環境調査から見えてきたこと‐LRG第10号から
ワコールホールディングスが、2016年10月6日に開設するWACOAL STUDYHALL KYOTO (ワコールスタディホール京都)の概要を発表しています。
開設場所は、京都市南区のワコール新京都ビル1・2階で、多角的に“美”を学び、“美”に触れる講座「スクール」を実施するほか、“美”に関する書籍を集めた専門図書館兼コワーキングスペースとして「ライブラリー・コワーキングスペース」も設置されます。
蔵書3,000冊の「ライブラリー・コワーキングスペース」の選書はブックディレクターの幅允孝氏が行い、ライフスタイルに沿った11のセグメントで書籍を分類するとのことです。利用料金は、1日1,500円+税(ワンドリンク付き)で、営業時間は平日・土曜の10時から17時半、座席数は38席、Wi-Fi環境あり、と発表されています。
2016年10月6日、美的好奇心をあそぶ、みらいの学び場「WACOAL STUDYHALL KYOTO(ワコールスタディホール京都)」誕生(ワコール,2016/8/9)http://www.wacoal.jp/news/newsrelease/201608/release23998.htmlhttp://www.wacoalholdings.jp/news/files/a3d4408c4c176c6dd2faf39b8357b724.pdf
東日本大震災後の図書館等をめぐる状況について,本誌での既報(E1797ほか参照)に続き,2016年4月上旬から2016年7月上旬までの主な情報をまとめた。
2016年6月21日、クラウドファンディングサイトの「CAMPFIRE」で協力が呼びかけられていた「佐賀・古湯温泉に、本好きの聖地「泊まれる図書館」をつくりたい!」と題したプロジェクトが、支援目標金額を達成し、募集を終了しました。
このプロジェクトは、佐賀市にある古湯温泉の古民家を改築し、昼間はカフェ付の図書館、夜は一日一組限定で泊まれる図書館、という図書館をつくるものとなっており、本の購入費と本棚の製作費のため、協力が呼びかけられていました。
【クラウドファンディング開始!】佐賀・古湯温泉に「泊まれる図書館」をつくります!!(泊まれる図書館プロジェクト, 2016/5/31)http://library-inn.jp/blog/at-furuyu-spa/
佐賀・古湯温泉に、本好きの聖地「泊まれる図書館」をつくりたい!(CAMPFIRE)https://camp-fire.jp/projects/view/5830
佐賀・古湯温泉「泊まれる図書館」の準備につき、本日は営業をお休みいたします(旅と古本の店「ひとつ星」, 2016/6/19)http://onestar.cc/furuyu-library/
Facebook(泊まれる図書館プロジェクト(佐賀・古湯温泉))
2016年6月8日付の長崎新聞で、長崎県五島市富江町にある空き家の古民家を、図書館機能を備えた交流施設に再生するプロジェクト「さんごさん」が紹介されています。
8月6日の開館を予定しており、「島の人が使いたくなる」「外の人が訪れたくなる」「島の人と外の人が交流する」をコンセプトに、
・「人生ベスト3」の本と出会える図書館 ・「五島こども大学」の開講 ・泊まれる図書館
という活動に取組み、いろんな使い方が可能な、地域に開けた図書館を目指すとうたわれています。
空き家を人が集う図書館に(長崎新聞,2016/6/8)http://www.nagasaki-np.co.jp/news/kennaitopix/2016/06/08091904048058.shtml
五島列島の古民家を、港町の小さな図書館「さんごさん」に!(FAAVO)https://faavo.jp/nagasaki/project/1330
さんごさんhttp://sangosan.net/
Facebook(さんごさん)https://www.facebook.com/sangosan/
Twitter(@353sangosan)https://twitter.com/353sangosan
参考:
「災害」に関する当サイトの記事
調査研究リポート「東日本大震災と図書館」
国立国会図書館 東日本大震災復興支援ページ
地震・災害 関連情報(レファレンス協同データベース)
各地の図書館等の被災情報等について(外部リンク) saveMLAK
Twitterでの情報提供を行っています。https://twitter.com/ca_tweet
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