国際連合

Taylor & Francisグループ、SDGsの達成に向けた取り組みを加速させるため出版業界が取り組むべき10の行動目標を定めた“SDG Publishers Compact”に署名

2021年1月14日、Taylor & Francisグループは、国際連合の持続可能な開発目標(SDGs)の2030年までの達成に向けた取り組みを加速させるため、出版業界が取り組むべき10の行動目標を定めた“SDG Publishers Compact”に署名したことを発表しました。

“SDG Publishers Compact”は、国際連合と国際出版連合(IPA)が中心となって作成し、2020年10月に開催されたドイツのフランクフルト・ブックフェア2020で公開されました。公開以来、出版関係者に対して署名が呼びかけられており、署名した出版社等は、2020年から2030年までの「行動の10年(Decade of Action)」の期間に、SDGsの実践、SDGs支援者としての活動、SDGsの促進等に有益な図書・雑誌の出版などが求められます。

Taylor & Francisグループは、この署名が同グループのSDGsに対する継続的な取り組みの一環であることや、特に気候変動に関する目標を重視しており関連コンテンツの充実を行う予定であること、SDGsについて積極的な活動を行う親会社のInforma社の方針とも協調していることなどを説明しています。

欧州図書館・情報・ドキュメンテーション協会連合(EBLIDA)、図書館でのSDGs指標実現に向けての報告書を公開

2020年12月9日、欧州図書館・情報・ドキュメンテーション協会連合(EBLIDA)が、報告書“Towards the implementation of SDG Indicators in European Libraries”を公開しています。

図書館においては、図書館よる持続可能な開発目標(SDGs)の推進が実行すべき確かな政策であることを示すためのデータが必要とされており、そのために、伝統的な統計や指標をSDGsの枠組みに適応させる必要があるとして2019年10月に創設されたワーキンググループELSA (European Libraries and Sustainable development Assessment)により策定されたものです。

報告書では図書館評価やアドヴォカシーにおけるインパクト評価の有用性を示す一方、欧州諸国のいくつかの実践例を用いてSDGs中心の方法論を重視しています。

この方法論により、SDGsに関する図書館の活動の進捗状況を、特に地方の政治家や政策立案者に容易に示すことができるはずとしています。

龍谷大学深草図書館、企画展示「関連書籍と本学の取り組みからSDGsを考える」を開催中

2020年11月30日から、龍谷大学深草図書館(京都市伏見区)が、同館1階の入退館ゲート奥で、企画展示「関連書籍と本学の取り組みからSDGsを考える」を開催しています。

国際連合の「持続可能な開発目標(SDGs)」について、龍谷大学は建学の精神である浄土真宗の精神の下、「仏教SDGs」という独自の視点を持った様々な取り組みを進めています。企画展示では、所蔵資料に基づくSDGsの17の目標に関連する書籍に加えて、同館館長が選定した仏教SDGsの理解を深める関連書籍の展示が行われています。

【深草】関連書籍と本学の取り組みからSDGsを考える 展示開催中(龍谷大学図書館,2020/12/10)
https://library.ryukoku.ac.jp/index.php?key=bb5dju3ag-1807#_1807

相模原市、SDGs特設ウェブサイト上で国際連合広報センター職員へのインタビュー記事「図書館はSDGsにおいて大きな役割を担っている!~身近な図書館とSDGs~」を公開

相模原市の国際連合の持続可能な開発目標(SDGs)に関する特設ウェブサイト「SDGs one by one」に、2020年11月12日付の記事として、「図書館はSDGsにおいて大きな役割を担っている!~身近な図書館とSDGs~」が公開されています。

同記事は、国際連合広報センター(UNIC)で知識管理を担当する千葉潔氏へのインタビュー記事です。千葉氏は国連寄託図書館のコーディネーター役を務めるとともに、図書館とSDGsをつなぐ取り組みの推進に従事しています。記事の中では、国連の情報提供・啓発活動のパートナーとしての図書館の重要性、「質の高い教育の提供」「情報アクセスの提供」「パートナーシップの活性化」などSDGsの目標と図書館との関連性、国連寄託図書館を中核としながら図書館間の「ゆるやかなつながり」を広げるUNICの取り組み、様々な館種の図書館で展開されるSDGsと関連した企画やその成果などが解説されています。

また、相模原市立図書館も、市のSDGs推進の取り組みの一環として、SDGsの目標別に関連図書やパネル展示等を行う企画「SDGsと図書館 あなたが変える未来」を2020年11月13日から開催しています。

関西大学図書館、多彩なアプローチからSDGsの達成に貢献する「KU Library thinks SDGs 2020」を実施

2020年9月17日、関西大学図書館は、多彩なアプローチからSDGsの達成に貢献する「KU Library thinks SDGs 2020」を、2020年9月21日から2021年1月30日の期間に実施することを発表しました。

発表では、以下の7つのアプローチが挙げられています。

1.【Academic】教員推薦図書の展示
2020年9月21日から2021年1月30日
同大学の学部横断型科目「SDGs入門」担当教員による推薦図書等、17の目標を達成するためのヒントとなる本の展示が行われます。

2.【Librarian】企画展『向きあう、広がる、新学期:Sustainable Development Goals』
2020年9月21日から2021年1月30日
「ウイズコロナ時代のキャンパスライフ」に参考となる本の展示が行われます。

3.【Audiovisual】視聴覚資料の展示『SDGs audiovisual selection』
10月1日から12月26日
SDGsに対する理解を深められるような視聴覚資料を展示します。

国際図書館連盟(IFLA)、「性と生殖に関する健康と権利(SRHR)」に関する国際連合の意見照会に回答を提出:意識向上・情報アクセス保障など図書館の果たす役割等を表明

2020年9月3日、国際図書館連盟(IFLA)情報への自由なアクセスと表現の自由に関する委員会(FAIFE)は、女性・女児の「性と生殖に関する健康と権利(Sexual and Reproductive Health and Rights:SRHR)」に関する国際連合の人権高等弁務官事務所(Office of the High Commissioner for Human Rights: OHCHR)の意見照会に対して、回答を提出したことを発表しました。

世界保健機構(WHO)、“COVID-19 Law Lab”の公開を発表:新型コロナウイルス感染症関連の法的資料を収集し共有

2020年7月22日、国際保健機構(WHO)が、新型コロナウイルス感染症に関する世界各国の法的資料を収集し共有するデータベース“COVID-19 Law Lab”を公開したことを発表しました。

同データベースは、国連開発計画(UNDP)、WHO、国連合同エイズ計画(UNAIDS)、米・ジョージタウン大学にある国内外の保健課題に関する組織“O'Neill Institute for National and Global Health Law”の合同プロジェクトによるものです。

発表によると、新型コロナウイルス感染症感染拡大に対応するための強固な法的枠組みの構築と導入を支援することを目的としています。データベースには、緊急事態宣言や隔離基準、マスク着用に関する法的基準、ソーシャルディスタンシング等の各国政府による新型コロナウイルス感染拡大防止策に関する資料が含まれています。

国際連合(UN)、「持続可能な開発目標(SDGs)」のための科学技術・イノベーション促進を目的としたオンラインプラットフォーム“2030 Connect”を公開

2020年7月15日、国際連合(UN)は、「持続可能な開発目標(SDGs)」のための科学技術・イノベーション促進を目的としたオンラインプラットフォームとして、“2030 Connect”を公開したことを発表しました。

“2030 Connect”は、国際連合の加盟国によるSDGsの進展の促進に対する要請に応えたプラットフォームとして構築され、SDGs達成のための呼びかけとして事務総長名で2020年1月に発表された「行動の10年(Decade of Action)」を支える重要なツールに位置づけられています。「持続可能な開発のための2030アジェンダ」は、世界の全ての地域において政府やその他の意思決定者が必要なリソースにアクセスし、科学技術・イノベーションに全ての力を注がなければ達成できないことがプラットフォーム構築の背景として説明されています。

EBLIDA、欧州の図書館におけるSDGsへの取組状況を調査した報告書を公開

2020年6月2日、欧州図書館・情報・ドキュメンテーション協会連合(EBLIDA)が、欧州の図書館における持続可能な開発目標(SDGs)への取組状況を調査した報告書“SDGs and Libraries – First European Report”を公開していました。

冒頭において、図書館には新たなアジェンダが必要であることを述べており、その理由として、民間の情報サービスプロバイダの台頭により、書籍及びその他のメディアを用いた無料サービスという伝統的な図書館のあり方が問われていること、「ポストコロナ」の時代には図書館界が従来前提としてきたことの多くが問い直されるであろうことを挙げています。

本報告書では、そのような図書館が置かれた状況を踏まえ、従来の図書館の範囲から脱却し、新たな視点を生むまたとない機会としてSDGsに関する取組を位置付けています。EBLIDA のメンバーを対象としたアンケート調査の結果に基づいて17か国での取組状況を取り上げており、SDGsの各目標に対応する取組の例や、SDGsの図書館政策への導入事例の紹介等を行っています。

国際図書館連盟(IFLA)、国際連合(UN)のアンケート“Human Rights and COVID-19”への回答内容を公開

2020年6月22日、国際図書館連盟(IFLA)が、新型コロナウイルス感染症の人権への影響に関して国際連合(UN)が実施しているアンケート“Human Rights and COVID-19”への回答内容を公開したことを発表しました。

発表の中では、新型コロナウイルス感染症の感染拡大が直接的に影響をもたらした権利として、教育、情報への自由なアクセス、コミュニティの文化的生活への自由な参画、科学的成果の共有、行政への参加に関する権利が挙げられています。

回答の概要は、以下の通りです。

・万人のためのインターネットとメディアリテラシー(Internet-for-all and media literacy)
教育的・文化的イベントの開催等がインターネット環境を前提としたものとなり、インターネットへのアクセスおよびメディアリテラシー教育がこれまで以上に重要になっている。図書館はインターネットのアクセスやメディアリテラシーを提供するうえで重要な役割を担っている。

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