公共図書館

金沢市立泉野図書館、ビブリオバトルをテーマにした地元劇団による演劇公演「ホントゲキ」を開催

2021年1月31日、金沢市立泉野図書館が、「今伝えたい大切なこと」をテーマにした、らいぶらりー・かふぇ’20の第2回として、地元の劇団・劇団羅針盤によるビブリオバトルをテーマにした公演「ホントゲキ」を開催します。

定員は50人で、観劇には事前の申し込みが必要です。

内容は、第一部「絵本のビブリオバトル」、第二部「最期のビブリオバトル」の二部構成となっています。

【イベント】まちライブラリーの作り方・楽しみ方(1/20・東京)

2021年1月20日、東京都の小金井市立図書館貫井北分室により、「まちライブラリーの作り方・楽しみ方」が同市の貫井北センターで開催されます。

「まちライブラリー@ブックハウスカフェ」(東京都)主宰の橋爪千代子氏を講師とし、「まちライブラリー@ブックハウスカフェ」の取組から、誰でも作れる、楽しめる「まちライブラリー」について学ぶイベントです。

定員は23人(要申込・先着順)です。

【貫井北分室】まちライブラリーの作り方・楽しみ方(小金井市立図書館, 2021/1/6)
https://www.library.koganei.tokyo.jp/news/detail.html?itemid=83&dispmid=596

愛知県図書館、Microsoft社のTeamsを利用したオンラインによる対面朗読サービスを開始

2021年1月5日、愛知県図書館は、同館の視覚障害者資料室において、Microsoft社のウェブ会議ツールTeamsを利用したオンラインによる対面朗読サービスを開始したことを発表しました。

愛知県内在住で、視覚その他の障害により活字による読書が困難な利用者は、Teams対応機器(PC、タブレット、スマートフォン)を持っている場合、希望日の3日前までに申し込みすることで、来館せずに自宅等で対面朗読サービスを利用することができます。オンラインによる対面朗読を希望する利用者には、使用機種に応じて同館が使用方法の案内を行います。

また、来館希望の利用者に対して、朗読者とは別室で音響設備を通したリモート対面朗読サービスを提供しています。

【イベント】日本図書館研究会第62回(2020年度)研究大会(3/14-15・オンライン)

日本図書館研究会の第62回(2020年度)研究大会が、2021年3月14日から15日にかけて、ウェブ会議サービスZoomによりオンライン開催で行われます。

大会第1日目には個人研究発表とグループ研究発表が行われ、第2日目には「コロナ禍における図書館~パブリックの再構築に向けて」をテーマとしたシンポジウムが行われます。

第2日目のシンポジウムは、休館中のオンラインでの情報提供、電子書籍、郵送サービスの実施、一部開館後の資料の扱い、閲覧席・イベントにおける対策など、新型コロナウイルス感染症の拡大により図書館サービスの模索が続き、図書館の存在意義が問われる中で、利用者の立場から声明を出した「図書館休館対策プロジェクト」の代表、大学・学校の各館種の動向に詳しい研究者、県立図書館の公共の現場で取り組む実務者によるそれぞれの報告と討議を通して、コロナ禍における図書館活動を多角的に振り返り、今後について考えるヒントにする、という趣旨で開催されます。

中国・湖南図書館、外部の施設と協力し読書スペースを設置する取組を開始:書庫の蔵書を各スペースに提供

2020年12月15日、中国・湖南省の湖南図書館は、新たな取組「蔵書于民」を正式に開始しました。

「蔵書于民」は、同館書庫の蔵書を有効活用するための取組と位置付けられています。条件を満たす外部の施設との協力のもと、当該施設内に読書スペース(原文「蔵書点」)を設置し、書庫の蔵書を提供します。すでに10か所あまりの施設が読書スペースの設置先に選定されており、将来的にはさらにスペースを増やして読書振興に繋げるという見通しも示しています。

取組の背景として、中国の大規模公共図書館では毎年蔵書が増え、状態の良い本であっても開架スペース上の制約から書庫に移さざるを得ない状況が発生しており、所蔵と利用との矛盾が共通課題となっていることを挙げています。

创新供给方式 活化馆藏资源——湖南图书馆启动“藏书于民”活动(湖南図書館, 2020/12/15)
http://220.168.54.195:8080/was5/web/detail?record=11&channelid=3401

韓国・大統領所属図書館情報政策委員会(第7期)、第3次図書館発展総合計画に基づく2021年の実施計画および図書館運営評価指標を審議し確定:コロナ禍に対応し非対面・オンラインサービス拡充を推進し、対面サービス関連の評価指標を縮小

韓国の大統領所属図書館情報政策委員会(第7期)は、2020年12月22日に第4階全体会議を開催し、第3次図書館発展総合計画(2019-2023)に基づく中央省庁・市・道の2021年の実施計画案を審議し、確定したと発表しています。

2021年の予算規模は1兆1,021億ウォンを計画しており、2020年から421億ウォン(4%)増加しています。同計画の4つの戦略別では「個人の可能性の発見」に993億ウォン(前年比74億ウォン増)、「コミュニティ力の向上」に472億6,000万ウォン(前年比51億ウォン増)、「社会的包摂の実践」に832億ウォン(前年比41億ウォン増)、「未来を開くための図書館改革」に8,723億ウォン(前年比255億ウォン増)が計画されています。特に、コロナ禍に対応した運営方法としての非対面・オンラインサービスの拡充に関する中央省庁の17事業(研修・プログラム・サービス等での非対面での運営拡大やオンライン教育支援、国内外の政策情報の収集およびサービス強化等)、地方公共団体の54事業(非対面・オンライン読書プログラムの拡大、非対面貸出サービスの構築、電子書籍の読書環境提供等)を推進するとしています。

韓国国立中央図書館(NLK)、公共図書館の貸出データをもとに分析した2020年の貸出状況の調査結果を発表:コロナ禍により貸出数が大幅に減少

2020年12月30日、韓国国立図書館(NLK)が、2020年の公共図書館における貸出状況の調査結果を発表しました。

公共図書館用のビックデータ分析プラットフォーム“도서관 정보나루”に搭載された公共図書館1,180館分の2020年1月1日から11月30日までの貸出データ5,823万8,593件をもとに分析されたものです。

文学分野では最も貸し出されたのは、ソン・ウォンピョン『アーモンド』でした。世代別では40代の女性が最も借りており、30代・20代の女性、40代の男性と続きます。

非文学分野で最も貸し出されたのは、キム・ジヘ『선량한 차별주의자(善良な差別主義者)』でした。女性による貸し出しが多く、世代別では40代・20代・30代・50代・青少年と続きます。

またコロナ禍の影響で、貸出数は2019年に比べて45.9%減少しており、最も減少したのは前年比89.0%の3月でした。性別で最も減少したのは前年比46.6%の男性で、年齢別では前年比52.8%の30代でした。テーマ別では、前年比53.7%の芸術分野が最も多く減少しています。

板橋区立東板橋図書館(東京都)の公認プロレスラー「としょカーン」がデビュー戦で勝利:マスクデザインを同館が公募

2020年12月27日、東京都の板橋区立東板橋図書館の公認プロレスラー「としょカーン」が、板橋区立グリーンホールで行われた地元プロレス団体「いたばしプロレスリング」の試合のメインイベントでデビュー戦に臨み、得意技の「ブックエンド」で勝利しました。

2019年7月、板橋区立東板橋図書館は利用者カード登録を行っている小学6年生までの児童を対象に、「いたばしプロレスリング」とのタッグ・プロジェクト特別編として、プロレスラー「たたかう図書館ヒーロー としょカーン」のマスクデザインを募集していました。応募された128点のマスクデザインから同館および「いたばしプロレスリング」の審査と選考を経て、最終的なマスクデザインが決定しています。

板橋区立東板橋図書館は同館ウェブサイト上で、デビュー戦における「としょカーン」のパフォーマンスの様子や、マスクの最優秀作品を描いた児童とその家族が観戦に訪れ、「としょカーン」との記念撮影を行い、最優秀賞のプレゼントが授与されたことなどを紹介しています。

帯広市図書館(北海道)、2020年12月に発刊した開館100周年記念誌の全文をオンライン公開

2020年12月27日、北海道の帯広市図書館は、同館の開館100周年記念誌を公開したことを発表しました。

1920(大正9)年12月2日に、町立大典記念帯広図書館として発足した帯広市図書館は2020年12月2日に開館100周年を迎えました。同館は2020年中に「おめでとう100年 ありがとう100年」をキャッチフレーズとした「帯広市図書館開館100周年記念事業」を実施しています。図書館の歴史を振り返った「記念誌」は、同事業の一環として発刊され、12月2日から館内で閲覧可能となっていました。

同館の開館100周年記念誌は、図書館のウェブサイトからPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

図書館からのお知らせ(帯広市図書館)
http://www.lib-obihiro.jp/TOSHOW/asp/index.aspx
※2020/12/27欄に「開館100周年の記念誌を公開いたします。」とあります。

台南市立図書館の新本館が開館(台湾)

2021年1月2日、台湾・台南市永康区に、台南市立図書館の新本館が開館しました。

台湾・中央通訊社の日本語ニュースサイト「フォーカス台湾」による2021年1月2日付け記事によれば、地下2階・地上6階建ての施設であり、総工費は約19億台湾元(約70億円)、敷地面積は1.5ヘクタールです。同記事では、蔵書数は100万冊であり、日本統治時代の書籍も1万6,000冊余り所蔵していること等も紹介しています。

台南市政府による2020年12月22日付けの発表では、新本館の特色として以下のような点等が紹介されています。

・台湾で初めて料理教室用のスペースを設けた図書館であること
・独立系書店(原文「獨立書店」)が館内に出店している台湾初の図書館であること
・4階にメイカースペースを設けていること
・1階ホールに台湾最大規模の24時間セルフ貸出・返却スペースを設けていること

台湾の自由時報電子報による2020年12月22日付け記事では、新しくお披露目された同館のマスコット「蛙寶」が写真付きで紹介されています。同館が立地する台南市永康区で発見された台湾固有種のカエル「諸羅樹蛙」に基づいてデザインされています。

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