2010年7月31日、マヤデジタルライブラリー“Biblioteca Digital Maya U Kúuchil Na’at ”(U Kúuchil Na’atはマヤ語で「知識の館」という意味)のプロトタイプが公開されました。この“Biblioteca Digital Maya”は、中米のユカタン半島に住むマヤの人々の知識や歴史、伝統を収集し、提供するものです。現在、“Biblioteca Digital Maya”には、書籍や音楽、写真やビデオなどのデジタルコンテンツを登録中であり、今後も徐々にコンテンツ数を増やしていくとのことです。
BOLETÍN DE PRENSA SOBRE EL LANZAMIENTO DE LA BIDI MAYA UKN(2010/8/1付け ProIndigenas - Información y Comunicaciónのニュース) http://www.proindigenas.org/index.php
Alistan Biblioteca Digital Maya (2010/7/20付け Informador.com.mxの記事)
イェール大学図書館が、全米人文科学基金(NEH)から25万ドルの助成金を得て、1603年から1783年の植民地時代のニューイングランドのネイティブアメリカンに関する歴史的資料のデジタルアーカイブ“The New England Indian Papers Series: The Connecticut Colony Collection, 1603-1783”を構築することになったそうです。ニューイングランドのネイティブアメリカンへの研究者の関心は高かったものの、資料が分散するなど、これまでは第一次資料へのアクセスが十分整備されていませんでした。この助成金を元に、イェール大学図書館が中心となって、資料を所蔵している複数の機関が協力して、デジタルアーカイブの構築に当たります。