ラーニングコモンズ

熊本大学附属図書館、「これからの附属図書館 ―中央館改修後の基本的な運用計画―」を策定

熊本大学附属図書館が、2013年2月28日付けで「これからの附属図書館 ―中央館改修後の基本的な運用計画―」を策定し、公開しました。2012年度末にかけて実施している同館中央館の改修を機に、同大学の「総合情報環構想2010」に沿って、現在及び将来の図書館に何が求められているかを検討し、附属図書館の基本的な運用計画をまとめたものです。章立ては以下のようになっており、なかでもラーニングコモンズを含めた学習支援機能について分量が割かれています。

(1)「学習支援」機能
(2)「研究支援」機能
(3)「蓄(アーカイブ)」機能
(4)「市民・地域へのサービス」機能
(5)その他

これからの附属図書館― 中央館改修後の基本的な運用計画 ―(PDF:7ページ)
http://www.lib.kumamoto-u.ac.jp/sites/default/files/images/kaishu/relibrary_2013.pdf

E1402 - 大学図書館のユニバーサル・デザイン実践ガイド<文献紹介>

E1402 - 大学図書館のユニバーサル・デザイン実践ガイド<文献紹介>

2012年8月に中央教育審議会から『新たな未来を築くための大学教育の質的転換に向けて~生涯学び続け,主体的に考える力を育成する大学へ~(答申)』が公表され,その中で「学生の主体的な学修のべースとなる図書館の機能強化」が指摘されている。これに伴って国内でもアクティブ・ラーニングの場としてのラーニング・コモンズ(CA1603参照)の設置を始めとした大学図書館の改修や新営が進むと予想される。...

E1383 - 参加型アクションリサーチによる利用者調査<文献紹介>

E1383 - 参加型アクションリサーチによる利用者調査<文献紹介>

昨今,利用者の図書館に対するニーズを探る事がますます重要視されつつある。米国コロラド州のオーラリア図書館(Auraria Library)では,ラーニング・コモンズを図書館内に設置するのに際し,利用者をはじめとするステークホルダーが何を求めているかについて,ユニークな方法での調査・検討とそれに基づいた施設改修が行われた。この事について,同館のブラウン・シカ氏が調査の意義や手法,利用者のニーズなどについてまとめ,公表した。...

紙の本をなくし、デジタル学習センターへと移行した学校図書館(米国)

米国のミネソタ州にある私立中学・高等学校、ベニルド=セント・マーガレット・スクールが、図書室から紙の本をほとんどなくしてしまったそうです。StarTribune紙が、その取組みを生徒や親の声も交えて報じています。同校の選んだデジタルへの移行の背景には、生徒たちの学習スタイルの変化があるようです。

同校では、5,000冊の本のほとんどをアフリカの学校へ寄付し、空いたスペースを机と椅子で埋めることにしました。そこでは生徒たちが学校支給のノートパソコンを広げて集まっています。これまでとは違って喋りながら学習することも許されています。同校の上層部は、地域の公共図書館によって提供されているものを用意するのではなく、生徒たちに信頼できる電子情報の探し方を教えることを重視することにしました。ある教師はこの図書室を“ラーニングコモンズ”と考えていると述べています。

Stacks of books are history at Benilde library(StarTribune.com 2012/12/25付け記事)
http://www.startribune.com/local/184776101.html

Benilde-St. Margaret's School
http://www.bsmschool.org/

参考:

私立大学図書館協会、2012年国際図書館協力シンポジウム「大学図書館における学習支援を考える」の報告資料を公開

私立大学図書館協会が2012年11月9日に京都で開催した国際図書館協力シンポジウムの報告と講演資料を公開しています。

このシンポジウムは、「大学図書館における学習支援を考える」をテーマとして開催されたもので、マサチューセッツ州立大学のサラ・ハットン氏が「21 世紀に学ぶ人を支援する:マサチューセッツ大学アマースト校でのマルチメディアプロダクションセンター構築」とのタイトルで、また、ダートマス大学のアンソニー・ヘルム氏が「ダートマスカレッジのラーニングコモンズの理想をさらに高くかかげるために」とのタイトルで講演を行いました。また、立命館大学や龍谷大学の学習支援の事例紹介も行われました。

2012年度国際図書館協力シンポジウム報告・資料を掲載しました(私立大学図書館協会 2012/11/30)
http://www.jaspul.org/news/2012/11/30.html

ラーニングスペースに関する情報提供サイト“Learning Space Toolkit”が公開

新しいタイプのラーニングスペースに関する様々な情報を提供し、その設置を計画している機関を支援するウェブサイト“Learning Space Toolkit”が公開されました。米国のノースカロライナ州立大学図書館などが、博物館・図書館サービス機構(IMLS)の助成を受けて制作しているものです。ここで提供されているツールのひとつ“Space Browser”を眺めると、このサイトの対象としているスペースにどういったものがあるのかがつかめます。

Learning Space Toolkit
http://learningspacetoolkit.org/

Space Browser(Learning Space Toolkit)
http://learningspacetoolkit.org/space-browser/

2012年度グッドデザイン賞に千葉大学アカデミック・リンクや金沢海みらい図書館等が選ばれる

2012年度のグッドデザイン賞に、千葉大学アカデミック・リンクや金沢海みらい図書館、茨城県の真壁伝承館が選ばれました。その他、図書館や博物館・美術館、文化遺産などに関わる受賞作品を以下にリストアップしました。なお、日本科学未来館の展示は「グッドデザイン・ベスト100」にも選ばれています。

千葉大学アカデミック・リンク
http://www.g-mark.org/award/describe/39377

金沢海みらい図書館
http://www.g-mark.org/award/describe/39384

真壁伝承館
http://www.g-mark.org/award/describe/39396

大正大学3号館
http://www.g-mark.org/award/describe/39375

日本科学未来館つながりプロジェクト
http://www.g-mark.org/award/describe/39403

金沢菓子木型美術館
http://www.g-mark.org/award/describe/39385

郷さくら美術館
http://www.g-mark.org/award/describe/39383

天心・六角堂復興プロジェクト

名古屋大・金沢大・静岡大が、香港・シンガポール・オーストラリアのラーニングコモンズ及び学習支援に関する調査報告書を公開

名古屋大学附属図書館の機関リポジトリで「学習支援促進のための三大学連携事業による海外大学図書館調査報告書 : 香港,シンガポール,オーストラリアの大学図書館におけるラーニング・コモンズの整備及び学習支援の現状」と題された114ページの報告書が公開されました。これは、「ラーニング・コモンズの活用」「学習支援」「グローバル化」に焦点をあてて、香港、シンガポール、オーストラリアの11大学の図書館を調査した内容をまとめたものということです。同館は、2012年6月に金沢大学および静岡大学の附属図書館と協定を結んでいます。

学習支援促進のための三大学連携事業による海外大学図書館調査報告書 : 香港,シンガポール,オーストラリアの大学図書館におけるラーニング・コモンズの整備及び学習支援の現状(Nagoya Repository)
http://hdl.handle.net/2237/16799

学習支援促進のための三大学連携事業による海外大学図書館調査報告書を登録公開しました(名古屋大学附属図書館 2012/9/24付けニュース)
http://info.nul.nagoya-u.ac.jp/news/denshi/2012/120924

参考:
金沢大学・静岡大学・名古屋大学附属図書館が「学習支援促進のための三大学連携事業に関する協定」を締結

名古屋大学附属図書館、ホームカミングデイでラーニングコモンズを舞台とした企画「名大生コモンズ」を開催

名古屋大学附属図書館が、2012年10月20日開催のホームカミングデイにおいて「名大生コモンズ」というイベントを実施するそうです。このイベントは、2011年度の「第3回図書館をよくする学生アイデアコンテスト」で優秀賞に輝いた「知のフリーマーケット」という企画をもとにしたもので、同大学中央図書館のラーニングコモンズを舞台として、学生によるポスター発表や作品展示、プレゼン及び実演等を行うというものです。現在、発表者が募集されています。

「名大生コモンズ」発表者募集中!(名古屋大学附属図書館 2012/7/18付けニュース)
http://info.nul.nagoya-u.ac.jp/news/centrallib/2012/120718/

「第3回図書館をよくする学生アイデアコンテスト」受賞者発表!(名古屋大学附属図書館 2012/7/31付けニュース)
http://info.nul.nagoya-u.ac.jp/news/centrallib/2012/120731/

第8回名古屋大学ホームカミングデイ
http://www.nagoya-u.ac.jp/home-coming-day/hcd_8/

参考:
名古屋大学附属図書館、ラーニング・コモンズのウェブサイトをリニューアル

高等教育情報誌“Between”(2012年6・7月号)で特別企画「新しい学びを支援する大学図書館」

株式会社進研アドが発行している高等教育情報誌“Between”の2012年6・7月号で特別企画「新しい学びを支援する大学図書館」が組まれています。ラーニングコモンズ等が取り上げられており、同志社大学の井上真琴氏による「大学の教育力を高める図書館の新しい役割」、東京女子大学「自ら学ぶ力、考える力を支援する図書館づくり」および立命館大学「自由な発想が進化させる学生同士が学び合う空間」という2本の事例報告が掲載されています。

Between 2012年6-7月号(ベネッセ教育研究開発センター)
http://benesse.jp/berd/center/open/dai/between/2012/06/index.html

はじめに(PDF:1ページ)
http://shinken-ad.co.jp/between/backnumber/pdf/2012_06_tokubetsu01.pdf

事例1:自ら学ぶ力、考える力を支援する図書館づくり(PDF:1ページ)
http://shinken-ad.co.jp/between/backnumber/pdf/2012_06_tokubetsu02.pdf

事例2:自由な発想が進化させる学生同士が学び合う空間(PDF:1ページ)

ページ