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2011年5月から6月にかけて千葉大学アカデミック・リンク・センターが募集していた、図書館の建物の愛称が決定したようです。愛称は、「現附属図書館棟」をL棟(Learning)、「現附属図書館(工事中)棟」をK棟(Knowledge)、「新築A棟」をI棟(Investigation)、「新築B棟」をN棟(Network)とし、4棟をあわせるとLINKになるとのことです。
名前、いただきました。 ~決定! アカデミック・リンク・センター 建物愛称~ (千葉大学アカデミック・リンク・センター 2011/7/15付けの記事)http://alc.chiba-u.jp/events/alc_nickname.html
参考: 千葉大学アカデミック・リンク・センター、図書館の建物の愛称を募集中http://current.ndl.go.jp/node/18275
立命館大学の学園通信“RS WEB”に掲載された「図書館大解剖」という記事で、2011年4月にオープンした同大学図書館のラーニングコモンズ「ぴあら」が特集されています。多くの写真を使って、ぴあらの概要・使い方、学生スタッフの声、ぴあらのロゴや空間デザインを担当した学生のインタビューなどが紹介されています。
図書館大解剖(立命館大学 2011/6/21付け)http://www.ritsumei.ac.jp/rs/category/tokushu/110621/index.html
ぴあら:Peer Learning Roomhttp://www.ritsumei.ac.jp/acd/mr/lib/plr/index.html
RS WEBhttp://www.ritsumei.ac.jp/rs/
千葉大学アカデミック・リンク・センターが、「現附属図書館棟」、「現附属図書館(工事中)棟」、「新築A棟」、「新築B棟」という4棟の建物の愛称を募集しているそうです。これらの建物は、千葉大学がスタートした「アカデミック・リンク」という教育・学習のための新しいコンセプトの拠点となる場所で、構成図にあるように、それぞれ、静かに勉強できるスペースや、グループワークのための場所といった機能を持っているとのことです。応募締切は2011年6月10日までで、応募資格は千葉大学の学生・教職員に限られるそうです。
名前をください。 建物 愛称 募集中!(千葉大学アカデミック・リンク・センター 2011/5/18付けニュース)http://alc.chiba-u.jp/events/alc_nickname.html
建物の構成図(千葉大学アカデミック・リンク・センター)http://alc.chiba-u.jp/events/img/al_name_img.jpg
2011年4月11日、米国のNPO・EDUCAUSEが、「ラーニングコモンズについて知っておくべき7つの事柄」と題したレポートを公開しました。レポートでは、ラーニングコモンズとは何か、どう機能するか、重要さと欠点、今後の動向、教育や学習にどのように関わってくるか等が7項目に分けて説明されています。
7 Things You Should Know About the Modern Learning Commons (PDF版)http://www.educause.edu/ir/library/pdf/ELI7071.pdf (EPUB版)http://www.educause.edu/ir/library/epub/ELI7071.epub
カナダ・カルガリー大学が、4年の歳月と2億ドルをかけて、利用者スペース中心の図書館“Taylor Family Digital Library”を建設したようです。6階建ての建物のうちの2つのフロアを占める、カフェやオーディオルームを備えた大規模なラーニング・コモンズが既に開館しており、金曜を除く平日は24時間利用可能とのことです。数か月のうちに残りのフロアも開館する予定のようです。
U of C's digital library opens(CBC News 2011/1/11付けの記事)http://www.cbc.ca/canada/calgary/story/2011/01/11/calgary-university-new-library-opens.html
Taylor Family Digital Library(カルガリー大学)http://tfdl.ucalgary.ca/
Deverpost.comの記事で、米国のデンバー大学の図書館で予定されている改修について紹介されています。紙の本の多くを書庫に移し、学生用スペースを拡大するというもので、背景として、電子書籍と、学生の学習スタイルの変化が挙げられています。2000年から2004年の間に購入された12万6953冊のうち40パーセント近くは一度も使用されなかったとのことで、電子書籍にした場合には、利用希望のあるものだけを購入することができるとしてます。収集担当者は、利用があるかどうか分からない資料を推量で揃えるのではなく、本当に必要なものだけを提供でき、コストが削減できるとの利点をあげています。また、大学の教員がチームで協同するという課題を学生に出すことが多くなったことから、グループでの利用ができるスペースを増やす必要があるとのことです。
DU library turning page to digital age(2010/10/29付けDenverpost.comの記事)http://www.denverpost.com/news/ci_16463538
Academic Libraries: University of Denver: "Turning Page to Digital Age"(2010/10/29付けResourceshelfの記事)
オランダの2010年のデザイン賞を受賞した、アムステルダム大学の図書館の館内の写真が、Co.designというブログで紹介されています。資料は全て書庫に移して開架の書架をなくし、空いたスペースは、様々なデザインの机や椅子が置かれた学習用スペースとなっているようです。オンラインで申し込んだ紙の資料は、搬送用の赤いケースが縦横に並ぶ「レッドルーム」と呼ばれる部屋で受け取るようになっているとのことです。
A Library Designed for the Post-Print Era(2010/10/26付けCo.designの記事)http://www.fastcodesign.com/1662561/a-library-designed-for-the-post-print-era
Ontwerp vernieuwde UB wint Dutch Design Award 2010(アムステルダム大学のページ。オランダ語)http://www.uba.uva.nl/actueel/nieuws.cfm/4C4DB142-321E-47C9-95F5996AEC03C8B6
BIBLIOTHEEK UNIVERSITEIT VAN AMSTERDAM(オランダデザイン賞のページ。オランダ語)
北米研究図書館協会(ARL)が、ラーニングコモンズ、インフォメーションコモンズなどと呼ばれる、大学学部生を主対象とした学習スペースを企画している研究図書館向けの、プレ・プログラミング・ツールキットを作成・公開しています。このツールキットは、ラーニングコモンズ建設のプロセス全体を概観するとともに、設計書・企画書等を作る前に必要とされる、各大学固有の環境・ニーズに適合した学習スペースのあり方を探るための評価(アセスメント)のテクニックについて、詳しく紹介しています。例えば、調査と意見募集、学生・教員によるアドバイザリ・グループの設置、学生を招いて打ち解けた雰囲気で意見を聞く「ランチタイム」の開催、といったプロセスごとに、その方法、質問の内容などが記されています。
ARL LEARNING SPACE PRE-PROGRAMMING TOOL KIThttp://www.arl.org/bm~doc/planning-a-learning-space-tool-kit.pdf
Planning a Learning Space in a Research Library: ARL Releases Pre-Programming Tool Kit
お茶の水女子大学附属図書館が2007年12月に開設した「キャリアカフェ」の取り組みが毎日新聞で紹介されています。
現代的教育ニーズ取組支援プログラム(現代GP)「科学的思考力と表現力で築く『私の履歴書』プロジェクト」の一環として、コーヒーを片手に「リラックスできる知的空間、学生が主体となった知的コミュニケーション空間」を目指しているとのことです。
また、お茶の水女子大学附属図書館は、2007年5月に、IT環境を整備した学生のための共同コミュニケーションスペース「ラーニング・コモンズ」も開設しています。
毎日新聞に附属図書館のキャリアカフェが取り上げられました - お茶の水大学附属図書館http://www.lib.ocha.ac.jp/topics/2008/mainichi-shinbun_080418.html
キャンパる・なにコレ!?:お茶の水女子大「キャリアカフェ」 - 毎日新聞http://mainichi.jp/life/edu/news/20080418dde012070075000c.html
キャリアカフェhttp://sec.cf.ocha.ac.jp/cagp/cafe.html
キャリアカフェオープニングセレモニー開催報告
コモンズとは,「共有資源」,「公共の場」を意味する言葉であり,インフォメーション・コモンズ(1)は,デジタル時代の情報資源を利用するための共有資源・公共の場として誕生したものである。米国の大学図書館においてインフォメーション・コモンズが生まれたのは,1990年代であった。ウ…
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