地域資料

鳥取県立公文書館、「鳥取県流行性感冒(スペイン風邪)新聞記事データベース」の運用を開始

鳥取県立公文書館が、2020年9月28日に、「鳥取県流行性感冒(スペイン風邪)新聞記事データベース」の運用を開始していました。

鳥取県災害アーカイブズ事業の一環として、1918年から1920年にかけての『因伯時報』『鳥取新報』『大阪朝日新聞(山陰版)』に含まれる流行性感冒(スペイン風邪)関連の記事を抽出し、その見出しと「被害内容等」として本文の要約文を掲載しているものです

新聞の原本は 鳥取県立図書館で閲覧可能です。

鳥取県流行性感冒(スペイン風邪)新聞記事データベース(鳥取県立公文書館)
https://www.pref.tottori.lg.jp/item/1222806.htm#itemid1222806
※「令和2年9月28日運用開始」とあります。

伊達市保原歴史文化資料館(福島県)、令和元年台風第19号で水損被害を受け応急処置の済んだ資料等を展示する企画展「救出された文化財」を開催中

福島県の伊達市保原歴史文化資料館において、2020年10月3日から2021年1月25日まで、企画展「救出された文化財」が開催中です。

同市では、令和元年台風第19号により、旧梁川町史編纂室で保管されていた資料に水損被害が発生しました。同展は、応急処置の済んだ資料約30点等を展示し、文化財保護の取り組みを紹介するものです。

企画展「救出された文化財」の開催について(伊達市保原歴史文化資料館)
https://www.city.fukushima-date.lg.jp/site/datehistory/36419.html
https://www.city.fukushima-date.lg.jp/uploaded/attachment/47487.pdf
※二つ目のリンクはチラシ[PDF:2.62MB]です。

令和元年台風第19号の被災写真等を集約する「“猪の満水”災害デジタルアーカイブ」のデモサイトがオープン(長野県)

2020年10月8日、「“猪の満水”災害デジタルアーカイブ」のデモサイトがオープンしました。

長野県知事の10月9日の会見等によると、長野県が信州大学と共同で構築したもので、2019年の令和元年台風第19号の教訓を後世に伝えるために被災状況の写真などの記録を集約するデジタルアーカイブです。

“猪の満水”災害デジタルアーカイブ(デモサイト)オープン(“猪の満水”災害デジタルアーカイブ,2020/10/8)
https://chikuma-archive.shinshu-bousai.jp/?p=58

20201009 長野県知事会見(YouTube)
https://youtu.be/C1AG1zEpiiI
※長野県の公式YouTubeチャンネル。同デジタルアーカイブについては11:38頃から紹介。

三重県立図書館、津藩の歴史をまとめた『津藩史稿』第1巻の翻刻版を公開

2020年10月7日、三重県立図書館が、津藩の歴史をまとめた『津藩史稿』第1巻の翻刻版を公開したと発表しています。

同館では、分かっている範囲で同館が全巻を一括所蔵している、津市の郷土史家・梅原三千による、津藩初代藩主・藤堂高虎から第12代藩主・高潔に至るまでの藩主や藩の歴史をまとめた資料『津藩史稿』(全29巻)を翻刻することとし、このたび第1巻分について作業を終えたことから公開したものです。

今後も翻刻作業を継続し、4か月ごとに1巻分公開する予定です。

あわせて、10月29日まで、同館地域資料コーナーにおいて、『津藩史稿』やその原稿など梅原が残した草稿類や書写資料の一部を展示するミニ展示「梅原三千と津藩史稿」を開催します。

津藩の歴史をまとめた『津藩史稿』第1巻の翻刻版を公開します(三重県立図書館,2020/10/7)
http://www.library.pref.mie.lg.jp/index.php?key=jor6mwo20-28#_28

長野県・信州大学、「災害アーカイブ展~令和元年東日本台風から1年~」を開催

2020年10月9日から、長野県と信州大学教育学部との共催で、「災害アーカイブ展~令和元年東日本台風から1年~」が開催されます。信州大学附属図書館も協力し、長野県立図書館が後援しています。

同展は、令和元年台風第19号による災害から1年を迎えるにあたり、災害の記憶や記憶を保存・継承し、災害を「自分事」として捉え、備えることを目的に開催されるものです。

長野県と信州大学の共同事業である「“猪(しし) の満水”災害デジタルアーカイブ」(デモサイト)や令和元年台風第19号の記録写真等が紹介されるほか、今年で6周年となる神城断層地震に関する「2014年神城断層地震アーカイブ」や2016年に発生した熊本地震に関する「熊本大学アーカイブ「ひのくに災史録」」も紹介されます。

特設ページでの展示をメインとしたものですが、一部会場を設けての展示を行われます。展示会場と開催期間は以下の通りです。

長野市役所 1F交流スペース 10月9日から10月16日

長野県庁 1F玄関ホール 10月12日から10月16日

信州大学中央図書館(松本市) 1F展示コーナー 10月19日から10月26日 ※同大学生、教員のみに公開

長野駅ビルMIDORI 3Fりんごのひろば 10月27日から10月31日

前橋市立図書館(群馬県)、令和2年度展示室企画展示「WRAPPING Paper Exhibition」を開催中:同館所蔵の市内の商店で配布されていた包装紙を展示

群馬県の前橋市立図書館が、2020年9月27日から11月29日まで、令和2年度展示室企画展示「WRAPPING Paper Exhibition」を開催しています。

同館等で所蔵する、旧町名時代から現在までの、前橋市や周辺地域に存在した商店において配布されていた包装紙を展示するものです。

同館では、図書や視聴覚資料、古文書のみにとどまらず、さまざまな形態の資料を収集・保存し、後世に残していくための取り組みを行っていると説明されています。

炭鉄港推進協議会(北海道)、デジタルアーカイブ制作のため「日本遺産・炭鉄港」に関する写真・映像を募集

北海道空知総合振興局内に事務局が設置されている炭鉄港推進協議会が、デジタルアーカイブの制作のため「日本遺産・炭鉄港」に関する写真・映像を募集しています。

同協議会は、炭鉄港の日本遺産申請や認定後の関連事業の推進について協議するために設置された団体で、「炭鉄港」の構成文化財をはじめ、当時の食や生活文化等に関する歴史的資料(写真や映像)の収集・調査を行ってデジタルアーカイブを制作し、炭鉄港の普及促進を図ることが目的です。

各地方公共団体(小樽市、室蘭市、安平町、夕張市、岩見沢市、美唄市、芦別市、赤平市、三笠市、栗山町、月形町、沼田町)が保存している資料のほかに、住民が所有する歴史的資料も活用するために募集を行なっており、対象となる資料は、戦前から昭和40年頃までの、炭鉱、鉄道、鉄鋼や港湾など、当時の街並みや生活風景などが記録されている写真や映像です。

募集期間は11月30日までです。

米・ワイオミング大学、ワイオミング州の歴史的新聞をデジタル化し“Chronicling America”で公開

2020年10月1日、米国のワイオミング大学は、同大学図書館が主導する歴史的新聞のデジタル化プロジェクトの第一弾の成果を、“Chronicling America”でオンライン公開したことを発表しました。

同プロジェクトは、1863年から1963年にかけてのワイオミング州の新聞10万ページが対象であり、全米人文科学基金(NEH)から約20万9,000ドルの助成金を得て実施されています。

発表によると、マイクロフィルム化された新聞をワイオミング州立公文書館から集め、同大学のプロジェクトチームが複製・デジタル化を行いました。今後のデジタル化対象として、“The Saratoga Sun”をはじめとした4紙が挙げられています。

栃木県那須地区を拠点に資料保全活動を行う「那須資料ネット」が設立

2020年10月2日、那須資料ネットが設立されました。

事務局を栃木県那須塩原市の那須野が原博物館内に置き、那須地区(那須塩原市・大田原市・那須町・那須烏山市・那珂川町)を拠点に歴史文化資料の保全活動を行ないますが、災害時にはその活動を栃木県内外に広げるとしています。

@nasushiryonet(Twitter,2020/10/2)
https://twitter.com/nasushiryonet/status/1311970093065097216

那須資料ネット
https://nasushiryonet.wixsite.com/website

独立行政法人国立文化財機構、文化財防災センターを設置

2020年10月1日、独立行政法人国立文化財機構が、文化財防災センターを設置したと発表しています。

2014年度から文化庁の補助事業により実施してきた文化財防災ネットワーク推進事業で築いた基盤を、常設の組織としてさらに充実・発展させ、日本の文化財防災ネットワークの拠点となることを目指すとしています。

本部は奈良文化財研究所に置かれ、東日本ブロック中核拠点は東京文化財研究所、西日本ブロックの中核拠点は奈良文化財研究所が務めます。また、東京文化財研究所が北海道・東北地方、東京国立博物館が関東・甲信越地方、奈良文化財研究所が中国・四国地方、京都国立博物館が富山・石川・福井・岐阜・滋賀・京都・兵庫、奈良国立博物館が静岡・愛知・三重・大阪・奈良・和歌山、九州国立博物館が九州地方を担当します。

頻発する各種の災害から多様な文化財をまもるため、関係機関との連携体制の構築、技術的課題の研究、啓発活動などの事業を実施し、災害発生時には、文化庁をはじめとした多くの組織や専門家の協力によって迅速かつ効果的な救援活動の中心的な役割を担うとしています。

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