2019年5月に刊行された、米国の大学・研究図書館協会(ACRL)の“College and Research Libraries (C&RL)”のVol.80, no.4に、米・コロラド大学図書館のXiang Li氏による論文“Citing East Asia: A Citation Study on the Use of East Asian Materials in East Asian Studies Dissertations”が掲載されています。
ハーバード大学図書館が、Tibetan Buddhist Resource Center(TBRC;チベット仏教資料センター)との協同により、チベット語文献のデジタルデータの保存に取り組むことが、Havard Magazine誌で紹介されています。TBRCでは収集、スキャニング、デジタル保存を行ってきていますが、記事によると、ハーバード大学図書館では、これらの1,000万ページものデータを、同館のデジタルリポジトリシステムに登録し、長期保存するようです。データのアップロードは2014年7月から開始され、1年ほどかけて行われるそうです。また、同館の目録システムであるHOLLISにTBRCの目録データを統合する計画もあるようです。