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カレントアウェアネス・ポータルは、図書館界、図書館情報学に関する最新の情報をお知らせする、国立国会図書館のサイトです。
2020年12月3日、千葉県の浦安市立図書館は、同館の「浦安アーカイブス」の写真撮影ボランティアを募集していることを発表しました。
浦安市立図書館は、浦安市内の各所の変化を記録するため、1988年から毎年、一定の地点から同じアングルで写真撮影を行い、撮影した写真をデジタル化して「浦安アーカイブス」として公開しています。今回のボランティア募集には、満19歳以上の浦安市在住者が応募できます。ボランティアは自身のデジタルカメラで浦安市内の指定の場所の写真を撮影し、写真データを同館へ提供します。
「浦安アーカイブス」写真撮影ボランティアの募集について(浦安市立図書館,2020/12/3)http://library.city.urayasu.chiba.jp/news/news/index.html
2020年12月19日、多世代・地域交流の図書館プロジェクト主催の第11回多世代・地域交流の図書館プロジェクトフォーラム 「Withコロナ時代の温もりある図書館サービスとは?」がオンラインで開催されます。
コロナ禍において公共図書館はどう動くべきかや、見落とされがちな社会的弱者がイキイキと暮らすために公共図書館が果たせる役割、感染予防を前提とした地域や利用者との関わり方等について検討することを目的としています。
参加は無料ですが、参加には申し込みが必要で、定員は100人(先着順)です。
内容は以下の通りです。
・オープニングスピーチ(10分) 司会:小川敬之氏(京都橘大学健康科学部作業療法学科教授)
・1stセッション(30分) 松原茂樹氏(大阪大学工学研究科地域総合工学研究科准教授) 「図書館におけるキャプション評価の実践 -堺西図書館で取り組み-」
・2ndセッション(40分) Prof. Nick Tyler(ロンドン大学工学部都市環境デザイン学科教授) 「Reconsider community design with COVID-19 -コロナ時代における地域の在り方を考える-」
2020年12月4日から6日まで、神奈川県の小田原駅東口図書館は、同館の入居する複合商業施設「ミナカ小田原」が12月4日にグランドオープンすることを記念して、「地域とつながる鉄道」をテーマとしたオープニングイベントを開催します。
オープニングイベントとして、小田原鉄道歴史研究会や、『知のナビ事典:日本の鉄道』の著者である専修大学の野口武悟教授、小田原市ゆかりの俳優である合田雅吏氏によるトークイベントが企画されています。また、12月5日には同じフロアに入居する子育て支援施設「おだぴよ子育て支援センター」とともに、子ども向けのプログラムを実施します。その他、館内では鉄道のジオラマ、鉄道写真等に関する展示も開催されています。
小田原駅東口図書館は、駅近という利便性に合った情報提供や、「歴史と文学の街小田原」の魅力を市民と連携しながら発信する図書館として、2020年10月19日に「ミナカ小田原」の6階にプレオープンしました。
三重県立津高等学校が、2021年2月7日、図書館探究講座3「ウィキペディアタウン@津市安濃町」を開催します。同校生徒が申込の対象で、定員は20人(申込制)です。
編集作業の対象は津市安濃町で、津市安濃中公民館を会場に、ウィキペディア編集者のほか、皇學館大学、津市教育委員会、三重県総合博物館、三重県立図書館、郷土史団体、地域づくり団体等の協力を得て実施されます。
12から1月にかけては事前学習が予定されており、当日午後の調査・ウィキペディア執筆作業は見学可能です。
図書館探究講座3「ウィキペディアタウン@津市安濃町」のご案内(津高等学校図書館,2020/11/26)http://www.mie-c.ed.jp/htu/library/event.htm#wikipediatown2020
ウィキペディアタウン@津市安濃町(アノウラボ)https://www.anoulabo.com/20210207
米・アイオワ大学図書館情報学部が発行する雑誌“B Sides: FieldWork”41号(2020年11月)に“Little Free Libraries: A Necessity or A Luxury?”という論文が掲載されています。
本文献において、著者のベリー(Katherine Berry)氏は、Little Free Librariesの創始者のボル(Todd Bol)氏は、Little Free Librariesの設置意図をリテラシーの促進とコミュニティーの構築としており、実際、コミュニティーを強化しているものの、
・そもそも読書が好きな人が利用する傾向にあり、設置される本も特定の層向けになってしまう
・公共図書館が身近になく、貧しい地域での設置が望まれるものの、コストの問題もあって、実際には公共図書館もあり裕福な地域に設置が偏っている
といった課題があると指摘しています。
そして課題解決のため、
2020年12月11日、東京国立博物館、九州国立博物館、及び独立行政法人国立文化財機構の文化財防災センターの主催により、文化財防災セミナー「共に助け合う地域・ミュージアム」がオンラインで開催されます。
近年の頻発する災害による文化財の被害の増加、ミュージアム自体の被災という事例を受けて、最近の災害の事例をもとに、文化財関係者が今できることを考える機会として開催されます。
セミナーはウェブ会議サービスZoomのウェビナーとYouTubeライブ配信により実施されます。参加には電子メールで事前の申し込みが必要です。Zoom ウェビナーによる参加には先着順に100人の定員が設けられています。YouTubeライブ配信には定員はありません。また、YouTubeライブ配信の様子は、セミナー終了後から12月20日までアーカイブが限定公開されます。当日の主なプログラムは次のとおりです。
●「川崎市市民ミュージアム 台風被害に係る災害対応検証及び今後のあり方について」 平井孝氏(川崎市市民文化局市民文化振興室)
●「長野市立博物館における令和元年東日本台風による被災資料の保全活動」 原田和彦氏(長野市立博物館)
三重県の多気町立勢和図書館が、2020年11月8日から12月27日まで、「おいしいね本大賞inたき」プロジェクトを実施中です。
町内の飲食店等が紹介する「おいしいね本」を展示しており、児童書・小説・ノンフィクションの3部門で、読みたいなと思った本の投票を受け付けています。
大賞は2021年1月に発表予定で、各部門の上位3冊と大賞本は、地元書店で販売されます。
@seiwalib(Facebook,2020/11/7)https://www.facebook.com/seiwalib/posts/3744725938911829
「おいしそう」読んで元気に 多気・勢和図書館、食テーマに本紹介(47NEWS(中日新聞),2020/11/11)https://www.47news.jp/5481186.html
2020年12月1日、県立長野図書館と塩尻市立図書館の主催により、「地図から紐解き、編み直す地域情報」が開催されます。
誰もがアクセス可能なデジタルデータ・コンテンツを軸に、公共図書館が果たす役割を改めて考えることを目的としたイベントです。
県立長野図書館、塩尻市立図書館での会場参加ほか、オンラインでの参加が可能です。参加を希望する場合は事前の申し込みが必要であり、会場参加の定員は各20人です。
当日のプログラムは以下を予定しています。
・講演1「地域の再発見から情報を繋ぎ直す」 諸田和幸氏(アーバンデータチャレンジ長野ブロック・伊那市地域おこし協力隊)
・講演2「地理院地図を活用して地域を紐解く」 高橋陽一氏(アーバンデータチャレンジ実行委員・東洋大学公民連携専攻 客員教授)
・「信州ナレッジスクエア」の紹介、参加者によるディスカッション
2020年11月16日、鹿児島市が、鹿児島市立まちなか図書館(仮称)におけるサウンディング型市場調査の結果を発表しています。
同市では、天文館地区に整備予定の再開発ビル内に既存の市立図書館とは別に中心市街地のにぎわい創出にもつながる新たな図書館を整備することとし、2019年12月には「鹿児島市立まちなか図書館(仮称)基本計画」を策定しています。
2020年度は、同計画に基づき「鹿児島市立まちなか図書館(仮称)サービス計画」等の検討を行っており、今回のサウンディング型市場調査は、その一環として実施したものです。
鹿児島市立まちなか図書館(仮称)におけるサウンディング型市場調査の結果(鹿児島市,2020/11/16)http://www.city.kagoshima.lg.jp/kyoiku/kanri/tosyokan/01matinaka/201115_saundingkextuka.html
「災害」に関する当サイトの記事
調査研究リポート「東日本大震災と図書館」
国立国会図書館 東日本大震災復興支援ページ
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