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カレントアウェアネス・ポータルは、図書館界、図書館情報学に関する最新の情報をお知らせする、国立国会図書館のサイトです。
平塚市は、平塚市美術館、平塚市博物館と平塚市中央図書館の3館のコラボレーション事業を実施しています。
平塚市美術館では、同市に工場の1つを構える株式会社不二家のマスコットキャラクター、「ペコちゃん」に関する作品の展示「ペコちゃん展」が開催されていて、平塚市中央図書館では、その展示にちなんだ展示(「平塚市のキャラクター」、「平塚市の食品会社紹介」)が行われます。
また、その他、平塚市中央図書館と平塚市博物館においては、平塚空襲・終戦70周年、核兵器廃絶平和都市宣言30周年の展示や講演会、プラネタリウムを開催するとのことです。
「夏休みに美術館・図書館・博物館をめぐろう!」文化ゾーン3館コラボレーション記念展示のお知らせ(平塚市図書館)https://www.lib.city.hiratsuka.kanagawa.jp/news/news_collaboration.htmlhttps://www.lib.city.hiratsuka.kanagawa.jp/pdf/27/collaboration2015.pdf ※2つ目のリンクはチラシです。
平塚市博物館 2015年 夏のイベント(平塚市博物館)http://www.hirahaku.jp/summer-event2015.pdf
ペコちゃん展(平塚市美術館)
2015年7月11日、三重県は「戦後70周年記念事業」の実施を発表しました。7月29日に戦没者追悼式や平和の集いなどがとり行われるほか、「戦後70周年記念事業ホームページ」において戦争体験者のインタビュー映像などを公開するなど、「戦争記録(アーカイブ)の保存・活用」も事業の一環として掲げられています。
既に7月9日には、戦争体験者インタビューが一部公開されており、広島での原爆投下に際して被爆した人や、空襲の被害者、戦争に従事していた人の動画が含まれているようです。
また、7月29日には、三重県立図書館がこの事業にあわせ、三重県文化会館大ホールで、平和や戦争に関する本の展示を行う、出張図書館を開催することを発表しています。
戦後70周年記念事業を実施します(三重県, 2015/7/11)http://www.pref.mie.lg.jp/TOPICS/2015070174.htm
戦後70周年記念事業/アーカイブhttp://www.sengo70.pref.mie.lg.jp/archive/http://www.sengo70.pref.mie.lg.jp/archive/taikenbosyu.pdf ※※2つ目のリンクは語り手募集の資料です。
沖縄県立図書館が、与那国町と久米島町で移動図書館を実施し、その様子を2015年7月13日に図書館のウェブサイトで公開しています。
与那国町では、2015年4月18日・19日に同町の複合型公共施設で移動図書館を実施したとのことです。また、沖縄県立図書館の一括貸出を活用している比川地域共同売店の様子が紹介されており、商品の隣に図書館の本や購入できる雑誌などが並んでいるとのことです。
久米島町では、2015年4月25・26日に具志川農村改善センターで移動図書館を実施したとのことです。
お知らせhttp://www.library.pref.okinawa.jp/topics.jsp?type=TopicsTopPage&select=%A4%AA%C3%CE%A4%E9%A4%BB ※「与那国町、久米島町で移動図書館を開催しました(2015年7月13日)」とあります。
平成27年度移動図書館の開催報告(沖縄県立図書館)http://www.library.pref.okinawa.jp/list_typeA.jsp?menuid=256&funcid=2
与那国町移動図書館の開催報告(沖縄県立図書館)
2015年7月23日、広島県が、6月16日から配布を開始していたガイドブック「カンパイ!広島県」について、「ガイドブックの増刷希望の問い合わせが殺到」し、その対応のための増刷にあわせ、全国の都道府県立図書館に、閲覧用として寄贈することを発表しています。
このガイドブックは、表紙及び巻頭頁で、広島県出身のアーティスト奥田民生氏を起用し、広島県の観光客誘致戦略「カンパイ!広島県」のの一環として配布しているものです。
カンパイ!広島県http://hiroshima-welcome.jp/
究極のガイドブック紹介http://hiroshima-welcome.jp/guidebook/
初版10万部がすぐに品切れとなったガイドブック「カンパイ!広島県」全国の都道府県立図書館に閲覧用として寄贈決定!(広島県、2015/7/23)http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000013653.html
奥田民生が表紙の広島ガイド 昨年に続き全国図書館に寄付(ORICON STYLE, 2015/7/23付け)http://www.oricon.co.jp/news/2056473/full/
参考: 広島県、ガイドブック「泣ける!広島県」を全国の都道府県立図書館に寄贈
2015年7月18日、長野県塩尻市の交流センター「えんぱーく」で「日本ワイン読書会」が開催されました。
「えんぱーく」にある塩尻市立図書館が所蔵する地元の特産品、ワインに関する蔵書を活用した取組みとのことで、本を読みながら、日本ワインの本を通じた対話やグループトークによって、ワインの知識を深める読書会(第1部)と、塩尻ワインの基礎講座やテイスティング講座(第2部)が行われたようです。
塩尻市交流センター(えんぱーく)にて「日本ワイン読書会」が開催されます(NAGANO WINE オフィシャルサイト, 2015/7/8)http://www.nagano-wine.jp/event/500/
2015年7月7日、埼玉県は県の広報紙やホームページで提供している広報情報データをオープンデータとして提供することを開始しました。
提供によって、民間企業による自社メディアでの地域に密着したイベント情報等の提供や、自社の顧客に役立つ行政サービス情報の告知などが可能となり、企業にとっては社会貢献や自社顧客の満足度の向上が見込め、一方で同県にとっては県からの広報情報の閲覧機会を増加させることができる、というねらいがあるようです。
広報情報データは、クリエイティブコモンズのCC-BYライセンスで提供されていて、CSV/XML/RDFの形式でも提供されています。
なお、7月7日の開始当初は利用申請が必要でしたが、県民の要望・指摘などにより、7月13日に利用申請等なしに誰もが本データを利用できる方式に変更されています。
7月13日から県内初となる活用の取組みが武蔵野銀行で開始されていて、店頭のディスプレイなどでも表示が始まっているようです。
県の広報情報をオープンデータとして民間企業へ提供開始!(埼玉県, 2015/7/7)https://www.pref.saitama.lg.jp/a0001/news/page/150707-08.html
広報情報データの利用について(埼玉県, 2015/7/13)
2015年7月13日、山口県の宇部市が、「市民が伝える戦争の記憶と記録プロジェクト」を開始することを発表しました。
戦争の悲惨さや平和の大切さを継承していくため、自身の戦争体験を話すことが出来る人や、戦争に係る当時の資料(写真、映像、文書など)を募集し、語り部活動に役立てたり、記録集の作成、デジタル化保存を行うものとのことです。なお、作成した記録集は、ホームページでの公開や学校教育・生涯学習での活用を予定しているようです。
このプロジェクトでは、他に、宇部市の戦災についての学ぶ学習会の開催や、戦争の記憶と平和への願いを後世に伝えるための語り部を育成するセミナーも実施されるようです。
戦後70年、今こそ記憶の継承を(宇部市, 2015/7/13)http://www.city.ube.yamaguchi.jp/houdou/kenkou_fukushi/h27/sengo70nen.html
2015年7月14日から8月16日まで、富山県立図書館は、企画展示「遺された伝言(メッセージ) ~戦後70年~」を開催します。
同館の資料を「県内の戦争」、「兵士たちの遺書」、「戦争児童文学」、「全国の戦争」などのテーマ毎に300冊程度紹介するものとのことです。
その他、期間中には、企画展示に関連する映像作品の上映会も行うとのことです。
富山県立図書館 企画展示「遺された伝言 ~戦後70年~」開催のお知らせ(富山県教育委員会、富山県立図書館, 2015/7/10)http://www.pref.toyama.jp/cms_press/2015/20150710/00017606.pdf
参考: 熊本県立図書館、戦後70年記念特別絵本展「あの日を忘れない ~考えよう、戦争と平和~」を開催 Posted 2015年7月6日http://current.ndl.go.jp/node/28828
2015年8月30日まで、広島市立中央図書館では、長崎市立図書館との連携により、被爆70周年記念事業 広島・長崎連携事業企画展「つながる、つたえるヒロシマ・ナガサキ」と連続講座「ヒロシマ・ナガサキを知り、伝える」を開催しています。両市の図書館が連携を行うのは初とのことです。
企画展については、両館で「ヒロシマ」「ナガサキ」を伝えるコーナーを設け、両市の図書館をはじめ、関係機関が所蔵する資料を展示し、広島と長崎の被爆の実相や復興の様子、また、広島市と長崎市に住む若い世代の平和への願いを込めた取組みを紹介するとのことです。
また、企画展開催期間中には「ヒロシマ・ナガサキを知り、伝える」をテーマとした3回の連続講座も開催されます。
なお、長崎市立図書館でも8月5日から17日まで、企画展示を行うほか、連続講座やパネル展示も開催するようです。
被爆70周年記念事業 広島・長崎連携事業企画展「つながる、つたえるヒロシマ・ナガサキ」連続講座「ヒロシマ・ナガサキを知り、伝える」 (広島市立図書館, 2015/7/1)http://www.library.city.hiroshima.jp/news/2015/07/01001719.html
2015年7月6日、首都大学東京システムデザイン学部の渡邉英徳研究室は、広島女学院中学高等学校と共同でGoogle Earthを使って広島原爆の実態を伝えるデジタルアーカイブ「ヒロシマ・アーカイブ」をバージョンアップし、公開しました。
追加されたコンテンツ・機能は以下の通りです。
・被爆者の証言・資料113件の英訳 ・広島女学院中学高等学校の生徒有志による被爆者へのインタビュー動画25編 ・被爆直後と復興後の広島市街の様子を比較を可能にする、国土地理院が公開している1945年~1950 年に撮影された空中写真と、標高タイルデータの追加 ・スマートフォン・タブレットに対応
ヒロシマ・アーカイブhttp://hiroshima.mapping.jp/index_jp.html
被爆資料を世界に発信する「ヒロシマ・アーカイブ」が大幅バージョンアップ(首都大学東京, 2015/7/6)http://www.tmu.ac.jp/news/topics/11525.htmlhttp://www.tmu.ac.jp/extra/download.html?d=assets/files/download/news/press_20150706.pdf ※2つ目のリンクは報道発表資料です。
「災害」に関する当サイトの記事
調査研究リポート「東日本大震災と図書館」
国立国会図書館 東日本大震災復興支援ページ
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