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2021年1月6日、琉球大学附属図書館は、同館が運営する「琉球・沖縄関係貴重資料デジタルアーカイブ」と「みんなで翻刻」とが連携を開始したと発表しています。
同デジタルアーカイブに搭載されている琉球・沖縄関係の資料を翻刻するプロジェクト「琉球・沖縄の世界を翻刻する」を行うもので、現在、「ハワイ大学所蔵阪巻・宝玲文庫」や「仲原善忠文庫」からの資料143点の画像が翻刻対象資料として提供されています。
翻刻されたテキストデータは、同デジタルアーカイブで活用する予定としています。
みんなで翻刻との連携を開始しました!(琉球・沖縄関係貴重資料デジタルアーカイブ,2021/1/6)https://shimuchi.lib.u-ryukyu.ac.jp/news/2021-01-06
2020年11月30日、早稲田大学図書館が、早稲田大学文化資源データベース内の「バーチャルミュージアム」で、同館が所蔵する貴重資料の紹介ページが公開されたことを発表しました。
「図書館の貴重資料」として、「国宝・重要文化財」、「古典籍~さまざまな書物~」、「古文書~歴史を紡ぐ~」が掲載されています。
バーチャルミュージアムで図書館の貴重資料を紹介します(早稲田大学図書館, 2020/11/30)https://www.waseda.jp/library/news/2020/11/30/9117/
バーチャルミュージアムhttps://archive.waseda.jp/archive/vm-top.html?arg={%22vm_carousel_max%22:10}&lang=jp
2020年12月20日、東北大学附属図書館と東北大学文学研究科の主催により、東北大学狩野文庫デジタルアーカイブシンポジウム「江戸に学び、江戸に遊ぶ」がオンラインで開催されます。
同シンポジウムでは、「日本語の歴史的典籍の国際共同研究ネットワーク構築計画」事業で、2020年9月24日に東北大学所蔵の狩野文庫232点が公開されたことを記念した国文学研究資料館長の講演や、当該事業の概要、狩野文庫のデジタル化計画、活用事例の紹介、デジタルアーカイブの今後についての議論などが行われます。
参加費は無料ですが、事前の申し込みが必要で定員は1,000人(先着順)です。主なプログラムは次のとおりです。
●講演「日本古典と感染症」 ロバート キャンベル氏(国文学研究資料館長)
●パネルディスカッション「デジタルアーカイブへの期待と今後の課題」 ・パネリスト ロバート キャンベル氏 佐倉由泰氏(東北大学文学研究科教授、国文学研究資料館拠点連携委員) 三角太郎氏(東北大学附属図書館情報サービス課長、国文学研究資料館拠点連携委員) ・コーディネーター 大隅典子氏(東北大学附属図書館長)
2020年11月25日、国文学研究資料館と慶應義塾大学附属研究所斯道文庫は共同して、前日24日に「日本語の歴史的典籍に関する国際共同研究ネットワーク構築」を推進する覚書を締結したことを発表しました。
両機関は締結した覚書に基づいて、慶応義塾大学附属研究所斯道文庫が所蔵する貴重資料のデジタル化を進め、国文学研究資料館の「新日本古典籍総合データベース」で順次公開することを表明しています。今後公開予定の斯道文庫所蔵資料として、室町期の連歌師である宗祇の『源氏物語』帚木の巻の一場面に対する注釈書『〔帚木別注〕』や、国内初の近代的国語辞書として知られる『言海』の校正刷『言海〔校正刷〕』を紹介しています。
お知らせ(国文学研究資料館)https://www.nijl.ac.jp/news/ ※2020.11.25欄に「慶應義塾大学附属研究所斯道文庫と「日本語の歴史的典籍に関する国際共同研究ネットワーク構築」を推進する覚書を11月24日に締結いたしました。斯道文庫が所蔵する貴重資料のデジタル画像化とWEB上での一般公開を進めていきます。」とあります。
2020年11月24日、京都大学図書館機構は、京都大学貴重資料デジタルアーカイブに、「みんなで翻刻」での搭載資料の翻刻成果へのリンクを追加したと発表しました。
【図書館機構】京都大学貴重資料デジタルアーカイブ: 「みんなで翻刻 MINNA DE HONKOKU」にリンクしました(京都大学図書館機構,2020/11/24)https://www.kulib.kyoto-u.ac.jp/bulletin/1387779
参考: “Library of the Year 2020”の大賞は「みんなで翻刻」 Posted 2020年11月5日https://current.ndl.go.jp/node/42431
2020年11月5日、宮内庁が公開する書陵部所蔵資料目録・画像公開システムにおいて、「春日権現験記絵巻(第11~14巻)」「九条道房公記(第1・2冊)」「金堂本仏修治記」「三条内府記」「将軍就上洛座配之事書出」「撰集抄」「聯句」の画像が追加公開されていました。
書陵部所蔵資料目録・画像公開システムhttps://shoryobu.kunaicho.go.jp/Toshoryo ※R02.11.05欄に「以下の資料の画像を公開しました」とあります。
参考: 書陵部所蔵資料目録・画像公開システム、宮内庁書陵部の展示会で配布されていた「展示目録」の一覧ページと10回分の「展示目録」のPDFファイルも公開:今後も順次公開予定 Posted 2019年6月21日https://current.ndl.go.jp/node/38410
2020年11月11日、京都大学図書館機構が、京都大学貴重資料デジタルアーカイブにおいて、附属図書館所蔵の「大惣本」からの70タイトルをデジタル化公開したと発表しています。
大惣本は、江戸中期から明治中期まで名古屋で営業した貸本屋、大野屋惣八店(大惣)の旧蔵書で、明治時代に廃業するにあたり、その蔵書は、帝国図書館(現・国立国会図書館)、東京帝国大学、京都帝国大学、高等師範学校(現・筑波大学)等によって買い上げられました。
京都大学で所蔵する大惣本は、3,667部、1万3,081冊で、内容は仏教・神道・医学・天文学など多岐にわたり、特に浮世草子・歌舞伎・浄瑠璃の脚本などの江戸文学書が質量ともに優れていると紹介されています。
そのうち、今回は、国文学研究資料館の「日本語の歴史的典籍の国際共同研究ネットワーク構築計画」でデジタル化された70タイトルが公開されたものです。
2020年11月1日、国文学研究資料館が、国内外58機関の参加を得て「日本古典籍研究国際コンソーシアム」が設立されたと発表しています。
同コンソーシアムは、日本古典籍(19世紀までの日本で作られたあらゆる書物の総称)を対象とした研究の深化・発展のため、特に、
1.人材(学生、研究者、司書・学芸員・アーキビストなどの専門職員)の育成 2.先端的研究に基づく研究成果発信等に関する情報・資源の共有と活用 3.データベースの活用等に関する情報・意見交換
の三点について、参加機関が協働できる場を一緒に作り上げていくことを目指しており、同館が事務局を担当しています。
日本古典籍研究国際コンソーシアムの設立について(国文学研究資料館,2020/11/2)https://www.nijl.ac.jp/news/2020/11/post-147.html
三重県の伊賀市が、2021年1月に正式公開予定の「デジタルミュージアム 秘蔵の国 伊賀」において、芭蕉の忌日にあわせて、2020年10月12日に「芭蕉と俳諧の世界」を先行公開しました。
同市では、2020年度から2021年度にかけて、市や関係機関が所蔵する貴重資料をデジタルアーカイブ化し、インターネット上で公開する事業を行なっており、2021年1月には「伊賀流忍者」「郷土資料」の公開が予定されています。
「デジタルミュージアム 秘蔵の国 伊賀」が始まりました。(伊賀市,2020/10/23)https://www.city.iga.lg.jp/0000008373.html
デジタルミュージアム 秘蔵の国 伊賀https://trc-adeac.trc.co.jp/WJ11C0/WJJS02U/2421605100
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